茨城県土浦市にあるピアノ教室の先生、ぴこの日記です。 子供も大人も楽しくレッスン♪ピアノ上達のヒントや教材情報、発表会対策も!
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♪ 体の使い方 ♪
   その1:「姿勢」
   その2:「手のフォーム」
   その3:「親指」
   その4:「タッチ」
   その5:「和音をそろえる」
   その6:「アクセントの鳴らし方」
   その7:「音階をきれいに弾く」
   その8:「腕を使って弾く」
   その8-a:「上から下ろして弾く」


大人の生徒さんのMくんというお兄さんはショパンの「革命」を練習中です。
譜読みもしっかりとできて暗譜もできています。
まず左手の16分をきちんと鳴らせるように一つ一つの音をしっかりと鳴らす練習やリズム練習をしていました。

だいぶ慣れてきたので、曲としてバランスを調整したり強弱の表現を付けたりする段階になったので、左手は伴奏パートだし無駄な力を抜いて音量も頑張りすぎず調節できるようにしようということになりましたが、なかなか力が抜けない。弾いていて左腕が疲れるのでテンポもなかなか上がらないとのことでした。

なので、「無駄な力を抜く」練習をしました。

1:全部をppで、できるだけ小さい音量で弾く。(テンポはやや遅く)

2:左手の16分音符を全部スタッカートで弾く。(音量はmpくらい)


この2つをやりました。

とりあえずこの2つの練習(軽く音量を小さく)、それからその2つを「音量は小さいままだけどさっきより一つ一つの音の粒立ちをくっきりさせてそろえるように弾こう」と言ってもう一度ずつ弾きました。

そして、
「じゃあ今度は普通に弾いてみよう」
と言って弾いてもらったら、すっかり無駄な力が抜けてすいすい軽々と弾けていました!

「あ、なんか軽く楽に弾けてます!」
と本人もビックリ。

「じゃあ今度はちょっとテンポアップして弾いてみよう」
と言って弾いてもらうと、さっきまでは手が疲れてしんどそうだったのが、楽にテンポも上がりました!


このように「極端に」音量を下げて練習することで無駄な力を抜く感覚が掴めるのと、あとは、しっかりと弾いている時は割と指の根元あたりを動かしていたのが、小さい音量で弾くと「指先」の動きを使うようになるのです。指先を使えるようになると省エネになって無駄な力が抜けます。

この「指先の関節」を使う感覚って掴みづらいけどとても大事なのです。
ppやスタッカートで音の粒を揃えて弾くのはとても難しいですが、それをやることでこの「指先」を使う感覚が掴めてきます。

無駄な力が抜けて省エネで弾けるようになると、音量を出したい時には少しの力や重さを加えるだけで変化が出せるので楽です。

無駄な力を抜くにはきちんとした指のフォームで「支える」ことや腕や上半身の使い方などもポイントがありますが、この練習でも効果が出ると思います。
ぜひぜひ試してみて下さい!!




GWで家の中の片付けをしたら昔の携帯が出て来てメモリーカードもあったので開いたら10年くらい前の写真が出て来た!(汗)
10年くらい前のショートヘアのワタシ。小さく載せてみる。
いくら10年前でも結構いい大人なはずなんだけど、子供過ぎやろ!(汗)



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   その2:「手のフォーム」
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   その5:「和音をそろえる」
   その6:「アクセントの鳴らし方」
   その7:「音階をきれいに弾く」
   その8:「腕を使って弾く」



先日のブログ記事で「腕を使って弾く」という記事を書きましたが、イントロダクション的なところまでだったのでその続きの具体的なことについて書きたいと思います。

先日書いた記事の中で3つの腕の使い方を使えるようになるといいですよ、と書いたのが、


a、上から「下ろして」弾く弾き方

b、腕と手首を「横に重心移動」させながら弾く弾き方

c、「回転」させるように弾く弾き方



でした。
今日はその中の

a、上から「下ろして」弾く弾き方

について書こうと思います。


まあそのまま、「(鍵盤の)上から下ろして弾く」わけです。
これを使えない状態というのは、弾く時に指が鍵盤にくっつきっぱなし、そしてだいたい肘も脇腹にくっついている、というような状態になります。

うーんまず第一歩は肘を少し開くことかな。
肘に関してはこちらの記事(体の使い方:その2「手のフォーム」)に書いてありますが、「指が鍵盤に対して垂直になるようにする」、「腕の動きを自由にする」意味があります。


先日「月の光」という響きのきれいな曲を小学生の生徒がレッスンで弾きました。


右手のアルペジオの伴奏の上で交差した左手の高音を響かせる曲です。
この高音をクリスタルのような透き通った、そして風鈴のように心地よい音で響かせたい。
それには「力み」や「重み」があってはいけない。
けれどもやわらかくしようとしてぼやけたり、くすんだり、かすれたりしてもいけない。

そこで「上から自然に下ろして弾く」という弾き方を教えました。

伴奏よりも音量を出したいけれど、鍵盤に「付いている」状態から「押し込む」ように弾くと「力み」のある、力強い音になるし、そして意外と響かない。

でも、鍵盤の少し上からストンと自然に手を下ろして弾くと、前述のような透明感と響きのある音が伴奏の上にくっきり浮き立って聴こえます。この時に指がふにゃふにゃしてると打鍵時に加速が弱まるのでいい音が出ません。
イメージで言うと、軽く木琴とか鉄琴を鳴らすような感じでしょうか。

これを私が弾いて聴かせて「わあ、違う・・・」と感じてもらったところで2つの弾き方を実際に自分でやってもらうと、

「ね!明らかに音が違うよね?」
「うん!ちがう・・・!!」

と、弾き方による音質の違いを感じて、身につけることができました。

そして、「でも下ろす時にちょっと力が入ると怒ってるみたいに乱暴な音になっちゃうんだよ」と言って少し力を多めに入れると、「わ!ほんとだ!」とそれも実際の音で分かったようです。

音質のコントロールは、実際に音を鳴らして、その違いを聴き比べることで身に付きます。


この上から下ろして「重くないけどくっきりとして透明感があってよく響く音」を鳴らす弾き方は、一度身に付けると例えばフレーズの頭の音を少しくっきり始まりたい時とか、「遠くから響く美しい鐘の音」みたいな音を鳴らしたい時とか、あとはこういうリズミカルな曲で


それぞれの拍の頭の音をくっきりさせてリズミカルな音の表現をしたい時などなど、相当使い道があります!!
ぜひぜひさっそく、「上から下ろして弾く」を試してみて下さい!!
鍵盤にくっつけたままじゃなくて、指は、腕は、もっと使い方がたくさんあります。
まあもちろん必要以上に大きく使う必要は無いのですが、最初慣れるまでは大きめに動かして使ってみる方が使えるようになるかな。慣れてくれば自然と無駄は無くなってくるものなので。

あ、逆に「重さ」を表現したい時は上から下ろして弾かない方がいいです。
ベートーヴェンの「悲愴」の1楽章の冒頭の和音とか、上から弾いたらアタック感は出るけどそのあとの響きがスカスカになっちゃう。


そのほか、横に移動させて弾く弾き方などもすごくすご〜〜く役に立つので、そのうち書きたいと思います♪


●カテゴリー「体の使い方」



いやー暑くなってきたんでうちの周りにぞくぞくと夏のヒーロー達が現れますわ。






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   その7:「音階をきれいに弾く」



少し前ですが、何人かの大人の方々のピアノの演奏を聴く機会があったんです。
まあおそらく音楽の学校を出てるんだろうという方もいらっしゃいましたが、おそらくそうでない、趣味で弾いてらっしゃる方も結構いました。

その趣味の方達、つまり専門でないアマチュアの方達の中でも、「難しい曲を弾いているけど素人っぽい」という演奏の方と、「比較的易しい曲を弾いているけど演奏が玄人っぽい」と思わせる方がいらっしゃいました。

さて。私今日、とってもシンプルだけど核心に迫ること書きますよ!?

素人っぽい演奏、玄人っぽい演奏の違い。
それはもちろん挙げれば大きなことから細かいことまでいろいろあるでしょうけれど、今日は一つ、分かりやすい違いについて書きたいと思います。

それは、

腕を使えるかどうか

ということです!

その演奏会で、素敵なお父様って感じの中年の男性はゆっくりできれいな小品を弾かれていたのですが腕を上手く使っていて音も美しいし表現も豊か。
決して難しい曲ではないですがとても音楽的で玄人っぽいと感じさせる演奏でした。

その他に難しめの名曲を弾かれた方も何人かいらっしゃったのですが・・・・・

(あ・・・あたし今すぐそこに行ってアドバイスしてあげたい・・・

ちょっとのコツでもっとずっと良くなるのに・・・!!!)


と思わず客席で悶々としてしまう(職業病)もったいない演奏・・・。


もったいない!だって人前で結構難しい曲を暗譜で弾こうってからには相当練習されているはず。
でもいかにも素人っぽい。

ミスタッチとかはいいんです。そんなのは音楽の内容にさして影響しない。
でも素人っぽい、もったいない!と感じさせる演奏をされる方っていうのはどうにもみんな「腕」が使えていない。みんな肘がお腹の脇にぴったりくっついたままで、指も鍵盤にくっついたまま。

だからフォルテを出そうにも、アクセントを付けようにも「押し付ける」ようになって「鳴り」も悪いし音量の幅も出ないんです。まあそうするとリズムもリズミカルには弾けないし拍子感や「ノリ」も出せない。音も硬くなめらかにつながらない。

だって英雄ポロネーズとか、なんで腕使わないで弾くの〜〜!?
オーマイガー!!
そんなに練習してきてるのにー!!!


というわけで、「腕」です。

あのですね、習っていても独学だとしても、ピアノは弾いているとみんな指はどんどん動くようになるんですよ。
でも、「腕」は、「使おう」と思って意識して使っていかないと、いつまでたっても使えるようにならないです。慣れて身に付けばそんなに意識しなくても自然に使えるようになりますが。


ある程度楽譜を読んで弾くのが慣れて来たら、大人でも子供でも私がめっちゃ教えるのは、

1、上から「下ろして」弾く弾き方

2、腕と手首を「横に重心移動」させながら弾く弾き方

3、「回転」させるように弾く弾き方


です。


これ!!!
この3つが使えたら、音が変わる!!
表現が変わる!!
弾きやすさが変わる!!
「玄人」っぽい演奏に近付けるよ!!

そこのあなた!!
腕!!
かたまってませんか!?
ピアノを弾く時には、指だけじゃないんです!!
腕を自由自在に使って弾くんです!!
使って使って!!
もっと使って!!


ってことで内容に入りたかったんですが・・・長いか。(笑)
また長くなったので、続きはまた今度にします〜〜。
お楽しみに〜〜〜。
スィーユー!
ヴィーダーズィーエーン!!
とぅーびーこんてぃにゅー!!


えーと今日壁にいたキレイな「蛾」です☆


まるで「アナと雪の女王」って感じじゃないですか!?
あたしアナ雪観てないけど。
「オオミズアオ」っていうらしいです。


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   その5:「和音をそろえる」
   その6:「アクセントの鳴らし方」


ということで今までいろんなテクニックについて書いてきましたが、今日は「音階をきれいに弾くコツ」というか練習法について書きたいと思います。

というのはつい数日前の大人のYちゃんというお姉さんのレッスンの中でいくつかの方法で練習をしてみたところ、私もYちゃん本人も「おおお〜〜!!きれいになったね〜!」と変わったので、あ、これブログに書いとこ♪と思ったのです。

Yちゃんが弾いていたのはショパンの遺作の嬰ハ短調のノクターン。
映画「戦場のピアニスト」でも使われていた、とても人気の高い美しい曲です。

で、その曲の終わりに出てくる長くて速い音階のパッセージ。これですね。


あ、この写真だと調号が見えないけど#が4つ付いてます。
とても繊細で美しくて印象的なエンディング部分ですね。

この音階を、粒をそろえてなめらかに、音量は小さいけれども音がぼやけないで美しく響かせたいところです。黒鍵が入っているのがまた難しいところです。

レッスンでこんなことをやりました。


1. まずフォーム

基本の状態で手首が下がっていると、指がくぐったりまたいだりする度に手首が上下することになります。すると音が不揃いになります。
手首が下がらず、上がり過ぎずの形にして安定させ、指くぐり・指またぎで音の段差を付けないようにします。
指はもちろん立ててアーチ型にします。

2. ゆっくりマルカート

速いパッセージですが、速くばかり弾いていると不揃いになる部分があったりします。
弾きづらいところで重さが乗らないというか上滑りしてしまう指があったりするので、ゆっくりで一音一音しっかり弾くことで確認していきます。

3. 付点リズム+アクセント練習

もうこれは最強!どんな音形の練習でもこれをやると効果テキメンです!!!
付点リズムにして、プラス、長い方の音はアクセントでしっかり強く、短い方の音は軽く力を抜いて弾きます。
ゆっくり弾くのもいいし、慣れたら速くすれば速い動きの練習にもなります。

これもきちんと弾けていない指の音の矯正になるし、重さや打鍵スピードのコントロールが良くなる。瞬発力も付きますね。効果テキメン!

4. 一定の重さを乗せる

指の根元の関節のあたりに一定の重さを乗せるようにして弾くことで、音量が揃うのと音質がくっきりする効果があります。練習では私が実際に生徒のその部分に指を乗せて、ほんのちょっと重さを乗せて弾いてもらいました。
指先に重さが乗る、そしてそれを支えて、そしてその重さが次の指へ、その次の指へと移動していく感覚がつかめたようです。

音量の小さいところではごく小さい重さを、音量を増やしたいところでは重さを増やしていけばよいわけです。

5. 重心を少しずらす

1の指がくぐるところでちょっとつながりが悪い。それは手の重心が真ん中のままで弾いていたのでくぐるのがちょっと大変だったわけですね。
それを音階を上るところではひじや手首を少し右側、外側に開くようにすることで重心が次に進む右方向に移るので、1の指がくぐるのがスムーズになりました。

6. つかむように弾く

ここまで来てだいぶ音が揃っていい音にもなりましたが、もうちょっとなめらかさを出したい。
そのためには、指を固めて弾くのではなく、ほんのちょっと、1本1本、「つかむ」ような動きをしながら弾きます。

音階は隣の音を弾いて行くので距離的には近いですが、でも指でつかむように内側に関節を動かすことによって、指1本1本がシャクトリムシみたいに自分の手を次の場所へ「引き寄せる」ように弾くことになるわけです。

それによって次の音への移動がスムーズにつながり、音のつながりがとてもなめらかになります。
動きが柔軟になり、黒鍵と白鍵の段差にも対応できます。
音階でもそうですから、もっと幅の広いアルペジオなんか弾く時にはすごくすごく大事なことですよ♪


と、以上のことをやっていって最後の6番目のことを練習して弾いてみたら、
「わああ〜・・・!なめらかになりました〜!変わりましたねえ・・すごい!!」
とYちゃん本人も変わったのがよく分かったみたいでした♪

弾き方を変えたら音も必ず変わります♪ぜひ試してみて下さい。


ところでさっき話に出てきました「戦場のピアニスト」。
これですな。



うわ〜これや!観たなあ〜これ映画館で。うわ〜辛い・・・重いわ〜・・・重くて辛い映画なの。あ〜思い出した。予告編だけでも辛いわ。(汗)

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   その1:「姿勢」
   その2:「手のフォーム」
   その3:「親指」
   その4:「タッチ」
   その5:「和音をそろえる」


  

えー、↑は大人の生徒さんのツェルニーのレッスンで楽譜に私が書いた書き込みです。

16分音符のリズム練習、アクセント練習の時に4の指のアクセントが出しづらいとのことでしたので、その原因となることを書きました。人間の手は、3、4、5の指、つまり中指、薬指、小指の3本は一緒に動く様に「腱」でつながっているので特に4だけを独立して動かすのは元々難しい作りになっているんですよね。


ということで、今回は「アクセントの出し方」、というか、「はっきりくっきりとしたいい音をスパッと鳴らす方法」についてです。


まずなぜアクセント、はっきりした音が鳴らしづらいのかと逆から考えてみます。

1、打鍵スピードが遅い

ピアノの発音のしくみは打楽器です。鍵盤を押すとハンマーが弦を打って音が鳴ります。
ですのでいくら力を入れて弾いても打鍵のスピードが遅いとはっきりとした音が鳴りません。
アクセントを出したい場合には打鍵スピードを意識してみましょう。指を下ろす勢いに「つかむ」動きをプラスすると加速が増します。

2、重さが乗っていない

打鍵が速くてもそこに必要な重さが乗っていないと、指が鍵盤に着いた時に減速してしまいます。また鍵盤を押す最中に勢いが弱まってしまいます。
弾く指にきちんと重さが乗るように腕や手首などのポジションを確認し、重心がその指にあるように意識しましょう。

3、クッションで重さ、力が逃げている

打鍵スピードを速くして重さを乗せても、手や指の支えがきちんとしていないと重さが逃げてしまい鍵盤に100%伝わりません。
弾く時に指の関節や手首がフニャフニャしたり上下にフラフラ動いたりするとそこがクッションになって重さや力が逃げてしまうので、弾く「瞬間」は指、手、腕が1本になるのが理想です。
「支え」がきちんとしていて打鍵のポイントがつかめれば、無駄な力を入れずに楽にいい音が鳴らせるようになります。


以上の3つの点を意識して実践できればアクセント、はっきりとしたいい音を鳴らすコツがつかめてくると思います♪
力まかせに押したり叩いたりしても乱暴な音になったり伸びの無い音になったりしてしまいます。
音をよく聴きながら試してみてください。


  →♪ 体の使い方 ♪ その7:「音階をきれいに弾く」


今日ジャズのレッスンの帰りに土浦駅前の駐車場にいたニャンコです♪
「なんかちょーだい!なんかおいしいのないの!」ってニャーニャー言ってました。(笑)




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