久しぶりのレッスン!!

今日は久しぶりの自分のレッスンに行ってきましたー!!
やっと・・・やっと行けた・・・・・(涙)
突き指して5月からずっとお休みしてたのです。
痛みもだいぶ無くなったので東京のN先生にレッスンを入れていただき久しぶりに行ってまいりました♪

しかし・・・台風のせいで関東も今日が雨と風のピーク!との予報だったので東京に着くまでどうなるかと不安でしたが、大丈夫でした☆よかったー。

尊敬するN先生に久しぶりにお会いできるだけでもうれしかったですし、レッスン・・・

たのしかったーーーっ♪


練習不足でオタオタしながらも(汗)、こんな単純なことを言って申し訳ないようなんですがまず聴いて下さる人がいるだけでピアノを弾くのって楽しいんですねえ。
と久しぶりのレッスンで思いました。

今回持って行ったのはショパンのエチュードとバッハの平均律からと学生のような選曲でしたが、
自分の気付かなかった分析、解釈や、楽譜には書いていない時代の様式やスタイルによる表現の奏法などなどN先生にアドバイスいただく度に、山深くに眠る太古の秘宝に一歩ずつ近付くような気持ちになってワクワクします!

いや練習不足でオタオタしてたけどね。(笑)

また、レッスンの曲とは離れたいろんな作曲家のお話や先生が勉強されていたフランスでのレッスンのお話や楽譜の版のこと、ピアニストのこと、現在の音楽教育の現場でのお話などいろんなお話を聞けるのも楽しく、あっという間に時間が過ぎてゆきました☆

ピアノ楽しい♪♪♪
これよりおもしろいものなんておもいつかんね!
ああ〜〜〜いっぱい練習したい!!
新しい曲どんどん弾きたい!!

しかしなんとあさってにはジャズのレッスンがもう迫っている!!
アワワワワワ!!!(汗)
うひゃああ〜〜やる課題がいっぱいあるのだよ〜〜!!
「酒バラ」のアドリブとか!!
「Tune Up」のテーマとコード進行とか!!
Fのブルースとか!!
まああとやろうと思えばいくらでもやるべきことはある・・・・・

幸せな忙しさだけどね☆




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2014/08/10 (Sun) / ピアノ日記 / comment(4)

キー整調!!

先週ピアノの調律をしていただきました。
元々ブリュートナーは鍵盤が重めのピアノですが、でもそれにしても重く感じるなーと思っていたので量っていただいたところ、ダウンウエイトが前よりも少し重くなっていました。

なので今回はいつもと違う部分の調整もしていただくことになりました。

と、見る見るうちにブリュちゃんの鍵盤がバラバラになり・・・・・



キャーッ!!
これ元にもどんの!?

鍵盤全部外しました。(汗)
(掃除もした。)



この枠の真ん中に赤くて丸いフエルトが並んでいますが、その丸い真ん中にそれぞれ上を向いて金属の棒が立っていまして、鍵盤はそこに上からスポッと刺さっているわけなのですね。

鍵盤の刺さっているところはくさび形の穴が空いていまして、その穴の周りには鹿革が貼ってあります。
湿気の影響などで鍵盤の木が膨張するなどしてその穴が微妙に狭くなると鍵盤の動きにかすかに抵抗が生まれるわけです。

今回は鍵盤の一本一本を調べて狭くなっている所を少し広くする調整をしていただきました。
一つ一つがもちろん手作業だしその加減も微妙なものなので、熟練の職人の腕が要りますね!

時間と手間がかかりますが、そのような調整もしていただき(キー整調というらしいです)実際にダウンウエイトが少し軽くなりました。
う〜ん弾き心地がいい〜♪

後日大人のNさんのレッスンで曲選びで私がベートヴェンの「月光」の一楽章の冒頭をちらっと弾いて(う〜ん調律のあとは弾くの気持ちがいいなあ〜♪)と弾きながら思っていたら、Nさんが、
「音の厚みがすごいですね!」
と一言。
そうなの!
月光の冒頭だから静かに静かに弾いたんだけど、でもこのピアノは静かに弾いてもびっくりするくらいの音の「厚み」、「豊かさ」があるのです。
特に中・低音の暖かみというかやわらかな重厚感は私が自分で弾いていても(おおお〜っ)と思いますね。(笑)
だから「月光」とか、「悲愴」の二楽章なんかはたまらないっス!!
みんなもまた気持ちよく弾いて下さい♪


そんな感じの今回の調律でした。
使っているといろいろ調整が必要になることがあるけど、調律師さんに面倒見ていただきながら長く、大事に使っていきたいです。



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2014/05/28 (Wed) / ピアノ日記 / comment(0)

レッスン帰り @常磐線

東京にN先生のレッスンを受けに行った帰りの電車です♪
先週は雪で行けなかったから今日は行けてよかった!

先生のレッスンを受けた帰りはいつも、音楽のワクワクで胸がホクホクでやる気がマンマンになります!
早く帰ってもっとピアノを弾きたい!

私もそんなレッスンをいつもしたいなあと感じます。
そんな風に感じられるのは、先生のレッスンではその音楽がより良くなる、より魅力的になる、より輝く方法をたくさん提示して下さるからだと思います。

別の言い方をすると、その音楽の本来持っている魅力を、本当はもっとこんなに素晴らしいんだよ!ここも、ここも、こういうところもほらこんな魅力があって、こうするとそれがこんなに輝くよ!と気付かせて下さっているとも言えます。

私は以前、曲を練習している時は自分の理想の形をコツコツと作って行く彫刻に似ているような気がすると書いたことがありますが、別の見方をすると、宝石の原石を渡されて、それを削ったり磨いたりしながらその宝石本来の美しさを、いかに魅力的に輝かせるか、そんな作業をしているような気もしてきます。

そして曲に取り組み、レッスンを受けて行くことで、自分ももっとそれを輝かせることができる!もっとその魅力に触れることができる!そんな気持ちでワクワクのホクホクのマンマンになるのです。

そしてそれは取りも直さず、音楽とは、ピアノを弾くということはそれだけ魅力的なことだということです。
ただただ、単純に、ピアノが楽しいです♪


行きの常磐線。土浦ガラガラやでー。




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2014/02/16 (Sun) / ピアノ日記 / comment(0)

「芸能人特技王決定戦TEPPEN」ピアノ!

先日テレビで「芸能人特技王決定戦 TEPPEN」という番組をやっていてたまたま見ました!

その中でピアノの腕前を競うコーナーがありまして見ていたら面白かったです。
みんなポップスの曲をアレンジして弾くのですが、現役音大生のアイドルの子とかコンクールの受賞歴のあるアイドルの子とかいてがんばってました。

面白いなあーと思ったのが、クラシックの曲じゃないしテレビからの音だけど、やっぱり指のフォームやタッチの違いがちゃんと音で違って聴こえて面白かったです。

聴き映えがするようにみんな派手目のアルペジオとオクターブ、厚みのある和音、そしてグリッサンドなどを多用したアレンジをしていてそういう意味では似通っているのですが、「この子バリバリ弾けてるけど指が伸び気味のフォームで弾いてるなあ」と思う子は鮮やかだけどキンキンした音がしてるし、「この子はフォームもタッチもできてるな」と思う子は音の粒立ちが良くくっきりして、するとリズムの躍動感が出るしすると音楽も生き生きしてましたね。

バリバリだけどキンキンの子は審査員も「フォルテは出ているけどやわらかさもあるといいね」と言っていたし、フォームが良くて生き生きしていた子は「楽しそうで若さが出ていた」と言われていたし、やはり分かってるんですね。
でもその対戦の結果はまた違った結果でしたけどね。優勝の人は一番まとまっていたというか安定感があったかな。

全員共通していたのは、とにかく真面目。真面目さが出ていた演奏でしたね。日本人だねえ。ちゃんと練習したんだね。
でも「音楽の良さ」っていうのは正確さとかテクニックの凄さとかじゃなくて、やはりどれだけ生き生きしているか、音が、フレーズが生命を持てるか、なんだなあと感じましたね。そのために必要なテクニックというのはあるけどね。

みんなすごく緊張した緊張したって言ってたけど、いや実際緊張するんだろうけど、でもあの場であれだけしっかり弾けるっていうのはやっぱり普段人前に立つ仕事をしているからなんだろうなあと思いました。
忙しい中練習もしたんでしょうね。
えらいえらい!!

さてアイドルもがんばってるから私もがんばるぞ。(笑)

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2014/01/05 (Sun) / ピアノ日記 / comment(0)

見て見て!ピアノのアクションの調整!こんなだよ!!

先日うちのブリュちゃん(ピアノ)の調律がありました。
信頼の技術と知識でいつもブリュちゃんのお世話をしていただいているのは砂田調律事務所のスナダさんです。

調律、と言うと「音を正しく合わせる」作業のことだと思われることも多いですが、実はそれはもちろんそうなのですがそれ以外の調整、「整調」と呼ばれる作業もとても大切で、そして時間のかかる作業なのです。

今日はその「整調」の一部をぜひご紹介させていただきたいと思います♪
私は半年に一度の調律の時に毎回しげしげと眺めさせてもらっていますが、あまりご覧になったことがないという方には興味深いものかと思います。


ピアノの鍵盤の先から弦を打つハンマーまでの部分を「ハンマーアクション」と呼びます。
そのアクション部分を引き出してハンマーを持ち上げるとこんな感じです。



このハンマーの裏っかわの根元のあたりにちっちゃいロールケーキみたいなのがあるでしょ?これを「ハンマーローラー」と言います。このローラーには鹿の皮が巻かれています。



鍵盤を押すとレペティションレバーという部分とジャックという部分(棒の先で指し示している部分)が、このローラーを押し上げてハンマーが弦を打つという仕組みになっているのですね。

で、ずっと使っているとジャックに押し上げられているローラーの部分がちょっとへこんで段差がついてくるので、その部分をこんなふうにこすってなめしてなめらかにします。



するとタッチがスムーズになります。

こんな風にローラーの調整をします。


あとハンマーを取り外すとこんな風になっていますが、



この部分が関節のようにになっていて、こんな風に



動くわけですね。
いい写真だなー。(笑)

で、その関節部分は横から細いピンが刺さっていてそれが軸になっているわけなのですが、使っているうちに湿気などの影響などにより動きが硬く(きつく)なってきたりすることがあります。
そうするとそのピンをほんの少し細いピンに差し替えたりします。
こんなふうです。



ピンは0.025mmずつ細さの違うピンがあって、それを取り替えて調節します。
細かい作業や〜〜!!
このほっそいピンの入る穴の周りにもフエルトが貼ってあるんですよ!


こんなことなどなど、鍵盤やアクション一本一本をチェックしながら調整してゆくのです。ほかにもまだまだいろいろありますよ。調律師さんの経験と知識、技術がものを言いますね!
ピアノはパーツが多いので調整も大変です。グランドピアノはアップライトピアノよりも調整するパーツが多いので時間もかかるそうです。
今回もよく調整していただいてまたまたブリュちゃんの音色やタッチが良くなりました♪
練習もがんばるぞー!
生徒のみなさんも楽しく弾いて下さい!


私は今日は東京のN先生のところへレッスンを受けに行ってまいりました。
もう2時間みっっっっちり。みっっっっちりお勉強になりました!!

先生のレッスンはその場その場で作曲家の音楽のスタイルや歴史背景、当時の文化、楽器、理論や和声など多岐に渡って適切で豊富な説明と演奏で教えて下さって、何て言うか、もったいないくらい?の内容です。(笑)
そして何よりも演奏の心、パッション、イメージを大事にされていて本当に音楽的なレッスンをして下さいます。

この「楽譜に書かれていない部分」。それが大事なんですよね。
例えば今フランスの物を弾いているのでよくレッスンで出て来るのが「ドイツのロマンティシズムとフランスのロマンティシズムの違い」というようなこと。
アゴーギクの扱いが全く違ってくるのですよね。

そういうことは楽譜には書いていないけれどとても大切なことで、そしてそれをちゃんと受け継いでいかなければならないなと思います。
素晴らしい先生のレッスンが受けられてとても幸せに思います。


今日の記事、写真が多いけど読み込みづらかったりしたら教えて下さい☆

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2013/12/08 (Sun) / ピアノ日記 / comment(0)
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HN:
ぴこ
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性別:
女性
職業:
せんせい
趣味:
ピアノ
自己紹介:
土浦市のピアノ教室の先生でぴこと申します。
猫の「いちご」と暮らしてます。

武蔵野音楽大学でピアノを専攻し卒業後土浦で教室を開きました。

ピアノを教えることも弾くことも大好きです!
毎日生徒のみんなとレッスンするのが楽しみです♪
現在は尊敬するピアニストのN先生にレッスンしていただいています。

ジャズピアノも勉強中。千葉県のA先生にレッスンして頂いてます。

音楽理論も大好き♪理論のレッスンもします。

音楽はクラシック以外にも様々なジャンルを聴きます。

音楽以外の趣味はHIPHOPダンスです。2016年からスクールに通っています。
基本的には家で猫と過ごします。
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