茨城県土浦市にあるピアノ教室の先生、ぴこの日記です。 子供も大人も楽しくレッスン♪ピアノ上達のヒントや教材情報、発表会対策も!
2017/06月
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先月に行ったクシシュトフ・ヤブウォンスキのピアノリサイタルの日記を書こうと思いつつ3週間近く経ってしまったー!
のでチラッと書きたいと思います☆

7月16日(水)、つくば市ノバホールにてクシシュトフ・ヤブウォンスキのリサイタルがありました♪
プログラムはショパンとリスト!

こちら↓


ポーランド出身でショパンコンクールでも3位入賞を果たし、現在はワルシャワのショパン音楽大学で教授を務めてらっしゃるということで(その他にも数々のコンクールでも入賞、各国で演奏活動もしてます)、まずはどんなショパンを弾くのか!?とワクワクドキドキして聴きました!

そしたらですね、ちょっと想像とは違ってましたね・・・んーなんて言うか、割と男性的な感じというか、スケールの大きい感じ・・・かな?

いや、ロマンティックで美しく十分に歌わせてはいるのですが、一番に「ほおお〜」と思ったのは、フレーズの取り方が大きいんですよね。テンポも細かく揺らさない・・・方だと思う。
へええ〜〜、そう弾くんだ〜!?と新鮮な感じでした。
経歴を拝見するとあのクリスティアン・ツィメルマンと同じ先生の元で学んだりしてるんだけど、ツィメルマンとはまたずいぶん違う感じでしたねー。

フレーズを大きくとって、その中は一息で歌う。なのでまとまりがあるし流れもいい。
で、ここぞというところでたっぷり聴かせるのでメリハリがあるというか効果的に聴こえる。
テンポも流れないから心地よくノって聴ける。

みたいな感じが印象的だったなー。
そういう解釈とか曲の捉え方って本当に人それぞれでそれが音楽の面白いところだと思う。

そしてやはり一流の演奏家はみんな、それぞれの曲の構成のストーリーというものが確固としてあるし、「語り口」というものが曲を通して一貫している。

「語り口」っていうのがその人の「個性」とも言える部分だと思う。

例えば何かの物語があるとする。んー「かぐや姫」とか。
それを、同じ文章でも稲川淳二が朗読するのと、森本レオが朗読するのとじゃだいぶ感じが違うじゃないですか。

あれ?例えがおかしい?(笑)

ピアノも、楽譜に書かれている音符は全く同じでも弾くピアニストによって伝わり方が全然違うんですよね。

なので、ピアニストの素晴らしいCDを聴いて、ぜひそんな風に弾いてみたい!ここを真似してみよう!というのがちょっと危険である場合もあります。

全部を完全にコピーできるならいいけど(それはすごい)、部分的にそのピアニストの「語り口」を取り入れようとすると、まあ例えば、稲川淳二が語っていたところに突然森本レオがはさまってくる、みたいになる可能性があるというわけです。

あれ?やっぱり例えがおかしいか?(笑)

まあそれは極端だけど、うまく取り入れられないとちぐはぐになってしまうことがあるということなんです。

なので、好きな演奏、素敵な演奏はそれはそれとしてイメージを置いておいて、やはり自分で曲に取り組む時にはまずは一旦白紙に戻して、楽譜に向き合って、土台から組み立てて行く。自分のストーリー、自分の語り口で。という作業をして行きます。
もちろん先生の客観的なアドバイスや様式、スタイル、背景をもとにして、ということですね。

そうしてある程度「こういう風に仕上げよう!」と形が見えたところでもう一度憧れのCDを聴いてみると・・・・・
前と違って聴こえるんですね。これみんなよくあることだと思います。

もちろん弾き込んだ曲を聴くと前より一音一音、どんな風に弾いているかよく聴き取れるし、自分の演奏の流れができているから「あれ?こここんなにサクサク弾いてたんだ?」とか、「ここで間を取ってるのか〜」とか、「ここはこの音を強調してるのかー」とか、自分と違う流れのところに気がつきます。
で、「でもここは私の弾き方のがかっこいいんじゃない?なんちって!」とこっそり思ったりします。(笑)

と、話が脱線して長くなりました。
ピアニストそれぞれの表現の違いという話でした☆

で、演奏会の前半はショパン。そして後半はリスト!リスト!リスト!!

これがですねー圧巻でしたね!
むしろこちらで本領発揮!みたいな。

あのね、すごい力量のピアニストでした。力量というのは力があるっていうんじゃなくて、いや力も相当だけど、演奏能力トータルの力量です。
だって最初の「愛の夢」はご愛嬌ってな感じで、そのあとに続くプログラムは相当ヘビーっていうか大曲ですよ!

やはり力量があってスケールが大きいので、すべてがたっぷりとしている。
音の響きもたっぷりしているし、フレーズの取り方もたっぷり大きく取っているし、表現も余裕があるからあの超絶技巧でさえも「弾いている」を超えたところの「音楽を表現している」の域に達していて聴いている人を別の世界に軽々と連れて行ってくれる演奏でした。

いやー連れて行かれたわー。(笑)

今回は今年レッスンを始めた大人のお兄さんとお姉さん、2人と一緒に聴きに行ったんですけど、2人も「すごかったですー!!」っていろいろ感じてくれたみたいでした♪
お姉さんは「CD買っていきます!」って買ってたし、お兄さんも「素晴らしかったです。ヤバかったです!」って言ってた。
わかる。マジヤバいと私も思った。(笑)

ピアノ始めてまだ「聴く耳」のやわらかい2人に、ピアノってこんなことができる!こんな表現ができる!聴く人の心をこんな風に動かすことができる!ってことを感じてもらいたいなーと思ってたのでよかったです♪


あれーチラッと書くつもりがまた長くなっちゃったー。
そんな私もまたCD買ってサインと握手してもらっちゃたーい!


クシシュトフさん、ぜったいいい人だった!!

そうそう、このショパンのコンチェルトのCDもさ、聴いてみたけどやっぱりわりとかっちりめだったよね。いやー意外だよ意外。ショパン・・・奥深い・・・。




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ますますピアノがおもしろくなってきた今日この頃。
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現在は尊敬するピアニストのN先生にレッスンして頂いています。

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