iPad mini レッスンで活躍!の巻


「今ですとキャンペーン中で月々◯◯円でiPad miniをお使いいただけますー♪」

とSoftBankショップのお姉さんに言われて、(えっ、そ、そう?)と思わず買ってしまったiPad mini。

しかし買ったものの、普段ネット見るにはiPhoneで事足りてるし、MacBookもあるし、動画とか大きくてiPhoneより見やすいとは言っても持って見るにはちと重くて持ちづらいし・・・

となんとなく使い道の無かったiPad miniでしたが、レッスンで活躍し出しました!!


まずダウンロード販売の楽譜を生徒と探して選ぶ時にレッスンのその場で確認することができる!
アレンジものの楽譜はいろんな難易度に対応したいろんなアレンジの楽譜があって、そのサンプルの譜面を生徒と見て、

「こっちのアレンジはどうかな?んーちょっと簡単過ぎて物足りないかもね。」
「うーん、じゃあこっち?」
「あ、これなら和音も多いしいいかも!」
「でも難しいかな・・・」
「ならこっちは?あ、こっちならそんなに音が飛んでないから弾きやすそうだね♪」

などと相談しながら選んで、購入してダウンロードしてプリントして使えるわけです♪
さすがにiPhoneだと小さくて楽譜は見づらいけど、iPad miniならこんな感じで


ちょっと弾いてみたりとかできるわけです♪


そんな風に楽譜を選ぶのにも使えるし、あとは生徒にその場でいろんな動画を見せることができるのがとても便利!

例えば、「メヌエット」とか「ガボット」とかを弾く時に、バロックダンスについて説明して、実際に踊ったらどんな感じのダンスなのか、その場で検索して見ることができます。


これ、見るのと見ないのとではイメージの具体性が全然違いますよね。

あとは「トルコ行進曲」で、当時モーツァルトが興味を引かれたトルコの軍楽隊の音楽とはどんなものだったのか、その動画を見たり、あとはスパニッシュな曲を弾く時、フラメンコの動画を見たり。
その手拍子とタップのリズム、スパニッシュギターの音色、情熱的な歌、キレのある踊り。それをその場で見られるって楽しいですねえ。

あとよく使っているのは、バロックの曲を始める時です。当時の楽器のチェンバロ、クラヴィコード、オルガン、それぞれの楽器の仕組みを説明して演奏動画を見ます。これもとても興味深いですね。

ま、これらの動画は今までもiPhoneでも見たりしてましたが、やはり大きい方がいいですよね☆


あー役に立ってよかった☆
ほかにもいろいろ使ってみよー。


あっ!!
それから、レッスンの受け付けについてですが、現在空きがなく新しい生徒さんの募集については締め切らせていただいております。
大変申し訳ございません。
新たに募集の際にはこちらの「生徒募集について」でお知らせ致します。
  →「生徒募集について:現在の募集枠」
よろしくお願い致します。


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2014/11/01 (Sat) / レッスンのひと工夫 / comment(2)

効果テキメン!リズム練習


先日大人のKさんのレッスンでツェルニーをやっていた時のこと。同音連打の練習曲です。

じゃあリズム練習しましょう!と、その場で3種類のリズム練習をやりました。
そしてそのあと普通に戻して弾いてみたらKさんが、

「リズム練習すごいですねえ…!!」

とその手応えにご自分でもビックリした様子でした☆

最初に弾いた時より力みも抜けて、指変えして弾いているそれぞれの指の音の粒もそろって、ラクにきれいに弾けています♪
本当にリズム練習は効果テキメンですねえ。

リズム練習はアクセントもつけてやるとより効果的です!
しかしアクセントは力の入れる場所が悪いと逆効果になるので注意です。「手首」で「押す」ようにアクセントをつけようとすると手首が下がって、それを支えようとしてほかの部分に余分な力が入って疲れるし動きが鈍くなって音も鈍くなります。また、手首の下がった部分がクッションになり、力や腕の重みが逃げてしまい、鍵盤にうまく伝わらなくなってしまいます。

なのでアクセントをつける時には手首はしっかりと支えるようにするとよいです♪
もちろん指もきちんとしたフォームで支えます。
支えがしっかりしているとほかの部分に余計な力が入らなくなり、自然と脱力ができてきます。

ピアノのテクニックでは必ず「脱力」という言葉が出てきますが、そのためにはまずはしっかりとした「支え」が必要です。

さきほどのKさんは先日ご実家で昔弾いた発表会の録音が出てきて聴いたそうなのですが、
「テンポが走ってて、ああ〜あの頃にこんな風にリズム練習してたらな〜!って思いました」とのことでした☆リズム練習の効果、実感されてるようでした♪
やはり実感できると練習もおもしろくなりますよね!


先日ソラマチのすみだ水族館行きました。
この水草水槽が見たかった!!

この「草原」感!!

そしてやっぱりクラゲ♪


ずっと眺めていたい…




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2014/09/29 (Mon) / レッスンのひと工夫 / comment(2)

画像検索大活躍!そしてカエルくん


子ども用の曲にはタイトルが付いているものが多いです。お花の名前が付いていたり、動物や虫などが出て来ることも多いです。

で、最近レッスンでぴこ先生が気に入っているのが「画像検索」です♪
レッスン室にはパソコンは置いていないのでもっぱら先生の携帯電話のネットで画像検索します。

例えば「スイレン」っていうタイトルのギロックの素敵な曲があるのですが、その曲をやる時に、

「スイレンってお花知ってる?」
「うん、見たことあると思う!」
「スイレンって水に浮いてるんだよね!種類がたくさんあって、いろんな色のお花があるんだよ。ちょっと見てみようか?」

って言って、携帯のネットで画像検索するとたくさ〜ん出てくるんです。

こんなカンジで。
おお〜〜幻想的!!

で、それを見せると、

「うわ〜〜〜キレイ!!いろんな色があるね!!」
「でしょ?ほら、青いのもあるんだね!」
「わあ〜〜黄色もあるの!?」
「じゃあどれか大きくして見てみようか?見たいののところを指で触ってごらん?」
「あ!大きくなった!うわあ〜〜キレイ♪」
「ほかの色のも大きくして見てみる?」
「じゃあこのピンクの!わ〜!ピンクもキレイ!!」

って、とっても興味を持ってくれるし、神秘的で浮遊感のあるその曲のイメージもふくらみます。

「じゃあこんなキレイなお花が静かな水の上にゆったり浮かんでるような感じで、キレイに弾いてみようよ。」

って話して弾いてみると、弾き方が変わるんですね〜。


意外と知らない花とか鳥とか、たくさんタイトルに出てくるんです。
「アマリリス」とか、私子どもの頃に歌って、どんなにかわいらくして可憐な花かと思っていたらめっちゃ大きいドーン!!って花だし。(笑)これもレッスンで画像検索して生徒に見せました。

ポピーとかもいろんな色があって、見せるとみんな「うわ〜〜♪」ってよろこびます。

あとキツツキとかも実際画像で見てみるとすごくかわいいし、「コガネムシ」も私こうやって初めてその姿を知りました。(笑)
そうそう、あと動物じゃなくても、例えば「インディアン」ってけっこうタイトルに出てくるんですけど、「インディアン」で検索すると頭にたくさん鳥の羽を付けたいかにもインディアンの絵や写真が出てきて、子どもたちも「ああ!これか!」って分かるみたいです。

画像検索、楽しいです♪先生がiPhoneになったあかつきにはもっと大きい画面で見せてあげるからね〜。まだ今の携帯の支払い終わってないからもうちょっと待っててね〜〜!


あと意外と見た事無かったものつながりで。
えー少し前に誰とは言いませんが某よてぃー先生が(笑)オタマジャクシ(カエル気味)をたくさん持ってきてくれました。たくさんですよ。

それがどんどん育って半分くらいは完成してカエルくんになりました。
いや〜〜、後ろ足が生えて前足が生えてしっぽがだんだん無くなって丸くてぶよぶよしてたのがスリムになって緑色につるんとしてかわいいアマガエルに完成していく過程をこんな風に真近で見たのは初めてです。

うちの生徒さんのお母さんでカエルがめっちゃ苦手なお母さんがいらっしゃるので、画像はクリックしないと表示されないようにリンクしときますので、カエルくんが苦手じゃない人はクリックして見てね♪(Mちゃんママ、カエルの話でごめんなさい!汗)

カエルくんカメラ目線。

親指の爪サイズです。

後ろ足が生えてるオタマカエル。(キモかわいい)

前足も生えてるオタマカエル(ややキモかわいい)

もうすぐカエル。(かわいい)


ね!?すごいでしょ!?
こんなに形変わっちゃうってすごいなーーー。
ちなみに完成したカエルくんはうちの裏山(※茨城では地形的には平らでも木がたくさん生えていれば「山」と呼ぶ。つまり一般的には「林」とか「薮」とかも全て「山」。この場合もしかり。)の奥にあるハス田近くに放してあげてます。「元気でな〜〜!」って。

まだあと10匹はいるな。オタマカエル。
でも全部完成して巣立って行ったらちょっと寂しくなる気がする。


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2011/07/11 (Mon) / レッスンのひと工夫 / comment(2)

4つと3つ(幻想即興曲)


大学生のMちゃんはこの間のレッスンでショパンの「幻想即興曲」を終了しました♪
人気の高い名曲ですよね〜〜幻想即興曲!

ピアノを弾く人ならみんな一度弾いてみたいと思う美しくロマンティックな曲ですが、実際弾こうと思うと、2分の2拍子の冒頭では右手は1拍が8等分、左手は1拍が6等分されたリズムになっていてこれがなかなか難しい。つまり4分音符1コ分を右手は4等分、左手は3等分して弾くわけです。

そのMちゃんも最初は、
「前から幻想即興曲は弾いてみたいと思ってつんですけど4つと3つが難しいのでなかなか挑戦できなくて・・・」
と言って躊躇してたのですが、
「だいじょうぶ!!4つと3つは『スルッ』とできるようになる方法があるからまかせて!やってみよ〜!!」
とそそのかして挑戦してもらいました。(笑)そしてがんばって練習して、Mちゃんのお母さんも「最初は先生の書いた絵を見てゆっくり弾いてたのがいつの間にかCDみたいになってて・・・!」と驚いたくらい、スムーズに4つと3つを合わせられるようになりました。先生もうれしい!

この4つと3つっていうのはショパンなんかでは割合よく出てくる。先週高校生のMッキーもショパンのノクターンでこの4つと3つに出くわしたので、この「4つと3つ攻略法」で練習してみました。

まずは4つと3つの最小公倍数12で割ってそれぞれの音符のタイミングの位置関係を確認。

  


そしてこれをやるとみんな「スルッ」とリズムが体に入ります。
4つと3つ「合わせたリズム」を1つのリズムパターンとして覚える。合わせると「ターンタトッタートター」になります。

  

で、最初の「タン」は両手一緒だけど、その後は右手(4つ)は「タ」の時、左手(3つ)は「ト」の時に叩く。というようにして、「ターンタトッタートター」を口で唱えながらひざを両手で叩いてリズムを覚えます。

で今度はリズムを口で唱えながらそれに合わせてピアノを弾いてみるとあら不思議!!4つと3つがスルリと弾けちゃった!

Mッキーもその瞬間、
「おおお〜〜〜!!」
と感嘆の声を上げました!

で、
「でもさ、これで右手が4等分で左手が3等分になっているかよく分からないよね?じゃあそれを確認してみよう。聴いててね。」
と言って、まずは右手だけをフォルテ、左手をピアニッシモにして今のリズムを弾いてみると、
(M)「おお〜〜!4等分になってる!!」
次に左をフォルテにして弾いてみると、
(M)「おおお〜〜!!なってるなってる!3等分になってる!!」
と実感できたみたい。

と、こんな練習を繰り返すと、頭でもリズムを理解して体にもすんなり入ります。もう4つと3っつは怖くないよ!みんなどんどん挑戦しよう〜!


話は変わって、昨日はうちのブリュちゃん(Bluthner)の調律にスーパー調律師、「砂田ピアノ調律事務所」のスナダさんに来ていただきました。

これ↓はピアノの中のハンマーアクションの奥にある、「ダンパースプーン」という部品です。普段は見ることの無い部分ですが、その形がほんとに小さいスプーンみたいな形で、見るとかわいくてなんだかうれしい気持ちになるので写真に撮ってみました。

  

ね!?ほんとにスプーンみたいでしょ!?

  

ピアノはほんとに数多くの部品でできてます。細かい所までいつもメンテナンスして下さる調律師さんに感謝デス!!


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2008/12/27 (Sat) / レッスンのひと工夫 / comment(2)

自主性


昨日のレッスンで、小学生のHちゃんのレッスンの最後に、
「じゃああともう1曲新しい曲やろうか〜?」
と、次の曲を選ぼうとしたら、
「これ、やってきた」
と、ちょっと難しいバッハのとあるメヌエットの楽譜を出しました。
「おっ!そうかーえらいなあ!じゃあ弾いてみて弾いてみて!!」
と言うと、臨時記号がたくさん付いていて難しい曲を、片手ずつだけど一生懸命弾いてくれました。宿題の曲の他に、自分でやってきました。

先生ちょっとジーンとしちゃったな〜〜。
Hちゃんは2年くらい前に他の教室から移ってきました。
その時は、とにかく新しい曲を譜読みすることを嫌がるということでお母さんに相談を受け、それからとにかく、Hちゃんがピアノを楽しく弾くこと、自分で譜読みを自主的にできるようにすることを考えてやってきました。

Hちゃんに限らず、子どものレッスンでは「自主性」ってことにかなり気を配ります。
大人は自分でやりたくて始めるので、もちろん自主的に取り組みます。でも子どもは始めは自分で興味があって始めるとしても、そのモチベーションを保つことはとてもとても大変なのです。

でも「自分でやりたくてやっているんだ」という気持ちでやるのと、なんとなく義務的にやるのとでは、進歩の仕方も全然違ってくるし、何より楽しさが違ってくるのです。

なので、小さなことではありますが、子どものレッスンでは小学生くらいになると、毎回のレッスンで新しい曲に進む時に、教本の中から本人に選んでもらうことが多いです。本によっては順番に進むものもあるし、その子によっては順番に進んで行くことに達成感を持つ子もいるのでそうする子もいますが、そうじゃない場合は本人に毎回選んでもらいます。

曲名で楽しそうな曲を選んだり、季節にあった曲名のものを選んだり、自分の得意な伴奏形のものを選んだり、私が何曲か弾いてその中からその時の気分にあったものを選んだり、さまざまです。もちろん私がパパッと宿題を決めるよりも多少時間はかかりますが、自分で選ぶことでほんのちょっとでも、その曲に対する興味やスタンス、責任みたいなものが違ってくるんじゃないかなと思うので、よく取り入れています。

一冊テキストが終わって次の本に入る時も、よく本人と一緒に考えます。その子のレベルを考えて、何冊か私が提示して、簡単に説明して、本人に中身を見てもらったり、その中の曲を私が何曲か弾いてみたりしながら、本人に選んでもらいます。そして、その本を進めていって、途中どうも行き詰まってきたりしたら、どんどんまた違う本を提示して、また一緒に選んだりもします。

と、まあ小さな工夫ではありますが、「自主性」を大事にしたいな〜と常々考えております。

で、そのHちゃんはもう充分に自主性が育ってくれたし、譜読みの力も、弾くのを楽しむことも身に付いてきたので、そろそろ私の方でも積極的に新たにいろんなことを提示していきたいなと思ってます!


これ↓は、絵が大好きなYちゃんが描いてきた、「鳥居みゆき」。
「ひっとえんどら〜ん」
って書いてある。(笑)



「鳥居みゆき」はこちら

「趣味:歯石除去
 特技:ポンピングブレーキ」
って。(笑)
2008/07/15 (Tue) / レッスンのひと工夫 / comment(0)
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プロフィール
HN:
ぴこ
HP:
性別:
女性
職業:
せんせい
趣味:
ピアノ
自己紹介:
土浦市のピアノ教室の先生でぴこと申します。
猫の「いちご」と暮らしてます。

武蔵野音楽大学でピアノを専攻し卒業後土浦で教室を開きました。

ピアノを教えることも弾くことも大好きです!
毎日生徒のみんなとレッスンするのが楽しみです♪
現在は尊敬するピアニストのN先生にレッスンしていただいています。

ジャズピアノも勉強中。千葉県のA先生にレッスンして頂いてます。

音楽理論も大好き♪理論のレッスンもします。

音楽はクラシック以外にも様々なジャンルを聴きます。

音楽以外の趣味はHIPHOPダンスです。2016年からスクールに通っています。
基本的には家で猫と過ごします。
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