体の使い方:その2「手のフォーム」
大人チームのおねいさん、Mちゃん(イニシャルにするとMちゃんって多いなあ)から、「テクニックもやりたいので45分レッスンを60分レッスンにしたいのですが…!」との申し出がありました!(ぴこ教室の大人チームのレッスン時間は45分、60分などがあり、お好みで選んでもらってます。)
今までベートーヴェンやショパンなどの好きな曲だけをレッスンで弾いていて、もっと演奏のレベルを上げたいと感じ、ハノンなどでテクニックの基礎的な事をじっくりとやりたいと思ったとのこと。
おお〜〜いいね!やる気マンマンです!!
そして改めてフォームやタッチなどについて話したので、このブログにもちょっと書いておきたいと思います♪(しかし文字だけで伝えるのは難しい…)
えーまずフォーム。
姿勢については前に書きましたので(→♪ 体の使い方 ♪その1:「姿勢」)、今日は腕、手首、指について書きたいと思います。
☆手の形☆
よく「卵をつかむように」って表現がありますが、私は子どもの頃その表現がうまく指の形に結びつきませんでした。だって「ドレミファソ」に指を置いた状態って絶対卵持てないじゃないですか。もっと指先縮めないと。
もしその表現を使うとしたら、「手と鍵盤の間に卵が入るように、手をペチャンコにつぶさないで」みたいな感じになりますかね?それもイマイチだなあ。
まあ卵は置いといて、指の3つの関節がへこまないように、手全体を丸くアーチ型になるように。そして手首が鍵盤の位置より下がらないように。
これが基本形ですね。その形が一番無駄無く腕の重みや力が鍵盤に伝わります。
どこか関節がへこんでいたり手首が下がっていたりすると、そこから重みや力が逃げちゃうんです。だから一生懸命力を入れて押しても無駄に疲れてイマイチ音がよく鳴っていないなんてことになっちゃいます。
☆肘、角度☆
それと、これは言われないと気付かない方多いんですけど、肘を胴体の横に付けたような状態のまま鍵盤に手を置くと、手のひらの角度がちょっと斜めになっちゃいます。つまり親指側より小指側の方が下がっちゃうんです。やってみてやってみて、ね?手のひら斜めになっちゃうでしょ??体の構造上そうなっちゃうんです。
そうすると指を下ろす時に鍵盤に垂直に入らない。指も斜めに入って、そこにも無駄ができてしまうんですね。
なので肘は少し開いた状態が基本形です。肘と胴体の間を開けます。ちょっと肘を開いただけで、ね!?指が真っすぐに立ったでしょ??おお〜〜っ、その姿勢、すごくピアノが上手いヒトっぽいですよ!!(笑)
☆弾くポイント☆
指に顔を描いたとしたらおでこのあたりで弾きます。
顔。いや描かなくていいけど。
こんなカンジになりますかね。
頭頂部だとちょっと指が立ち過ぎです。
立ち過ぎなカンジ。
立ち過ぎると何が良くないかと言うと、「(鍵盤を)つかめない」、関節を使えなくなるので微調整ができなくなります。これについては「タッチ」についてのところで後日詳しく書きます。あんまり長いと読む気なくなるもんね。(笑)ん〜一気に書きたいような気もするけど。
まあこれらのこともあくまで「基本形」であって、出したい音色によっていろんなフォームやタッチを混ぜて行きます。ふんわりやわらかい音で弾きたい時は指もやわらかくして寝かせ気味で弾くし、速いパッセージを粒立てて弾きたい時は指ももっと立て気味で弾いたりもします。でもやはり基本の形は大事です。上に書いたようにそれぞれにちゃんと理由があります。全ては「いい音を鳴らす」、「音をコントロールできるようにする」ため、つまり弾きたい音があってのフォームであり、タッチであります。
また近い内に「タッチ」についても書きたいと思います♪
♪ 体の使い方 ♪
その3:「親指」
その4:「タッチ」
その5:「和音をそろえる」
その6:「アクセントの鳴らし方」
その7:「音階をきれいに弾く」
今までベートーヴェンやショパンなどの好きな曲だけをレッスンで弾いていて、もっと演奏のレベルを上げたいと感じ、ハノンなどでテクニックの基礎的な事をじっくりとやりたいと思ったとのこと。
おお〜〜いいね!やる気マンマンです!!
そして改めてフォームやタッチなどについて話したので、このブログにもちょっと書いておきたいと思います♪(しかし文字だけで伝えるのは難しい…)
えーまずフォーム。
姿勢については前に書きましたので(→♪ 体の使い方 ♪その1:「姿勢」)、今日は腕、手首、指について書きたいと思います。
☆手の形☆
よく「卵をつかむように」って表現がありますが、私は子どもの頃その表現がうまく指の形に結びつきませんでした。だって「ドレミファソ」に指を置いた状態って絶対卵持てないじゃないですか。もっと指先縮めないと。
もしその表現を使うとしたら、「手と鍵盤の間に卵が入るように、手をペチャンコにつぶさないで」みたいな感じになりますかね?それもイマイチだなあ。
まあ卵は置いといて、指の3つの関節がへこまないように、手全体を丸くアーチ型になるように。そして手首が鍵盤の位置より下がらないように。
これが基本形ですね。その形が一番無駄無く腕の重みや力が鍵盤に伝わります。
どこか関節がへこんでいたり手首が下がっていたりすると、そこから重みや力が逃げちゃうんです。だから一生懸命力を入れて押しても無駄に疲れてイマイチ音がよく鳴っていないなんてことになっちゃいます。
☆肘、角度☆
それと、これは言われないと気付かない方多いんですけど、肘を胴体の横に付けたような状態のまま鍵盤に手を置くと、手のひらの角度がちょっと斜めになっちゃいます。つまり親指側より小指側の方が下がっちゃうんです。やってみてやってみて、ね?手のひら斜めになっちゃうでしょ??体の構造上そうなっちゃうんです。
そうすると指を下ろす時に鍵盤に垂直に入らない。指も斜めに入って、そこにも無駄ができてしまうんですね。
なので肘は少し開いた状態が基本形です。肘と胴体の間を開けます。ちょっと肘を開いただけで、ね!?指が真っすぐに立ったでしょ??おお〜〜っ、その姿勢、すごくピアノが上手いヒトっぽいですよ!!(笑)
☆弾くポイント☆
指に顔を描いたとしたらおでこのあたりで弾きます。
顔。いや描かなくていいけど。
こんなカンジになりますかね。
頭頂部だとちょっと指が立ち過ぎです。
立ち過ぎなカンジ。
立ち過ぎると何が良くないかと言うと、「(鍵盤を)つかめない」、関節を使えなくなるので微調整ができなくなります。これについては「タッチ」についてのところで後日詳しく書きます。あんまり長いと読む気なくなるもんね。(笑)ん〜一気に書きたいような気もするけど。
まあこれらのこともあくまで「基本形」であって、出したい音色によっていろんなフォームやタッチを混ぜて行きます。ふんわりやわらかい音で弾きたい時は指もやわらかくして寝かせ気味で弾くし、速いパッセージを粒立てて弾きたい時は指ももっと立て気味で弾いたりもします。でもやはり基本の形は大事です。上に書いたようにそれぞれにちゃんと理由があります。全ては「いい音を鳴らす」、「音をコントロールできるようにする」ため、つまり弾きたい音があってのフォームであり、タッチであります。
また近い内に「タッチ」についても書きたいと思います♪
♪ 体の使い方 ♪
その3:「親指」
その4:「タッチ」
その5:「和音をそろえる」
その6:「アクセントの鳴らし方」
その7:「音階をきれいに弾く」
独学だったら、いまごろペタペタな指になっていまし(汗)
「なっていまし」?(笑)
手や体の使い方って、なかなか自分では分からないものですよね。
私も自分の師匠に言われていろいろ気付くことがあります♪
(・∀・)b
はじめまして!
さきほど違うアドレスからメール送らせて頂きました。
お手数おかけして申し訳ありませんでした。