「イメージ」と「コツ」です
Aちゃんという20代のお姉さんは今ちょっとドラマティックできれいな曲を弾いています。
だいぶ弾けてきたので、強弱などの表現を一緒に、具体的に練習しているところです。
Aちゃんの元々好きな曲なので「こんな風に弾きたい!」というイメージもあるようで、私が弾いてみてちょっとしたコツを教えてAちゃんが弾いてみると、その場でガラッと表現が変わります。
「わっ!すごいねAちゃん、今できてたよ!」
と言うとAちゃんも、
「わあ〜!!こんなに変わるんですね〜!!」
と自分でも感激していました♪
「先生すごいです〜!!」
と言っていたけど、その場でコツとイメージをつかんでガラッと変えて弾けるAちゃんがすごいです!!
Aちゃんに限らずみなさん、ちょっとしたコツを伝えるとその場でどんどん音や表現、弾きやすさなど変わります。私も「おおっ!!」と思うし、本人も「おおっ!!」と感じることがよくあります。
そういうちょっとした「コツ」って決して難しいことではないんですが、自分ではなかなか分からないことがほんとにたくさんあるんです。
あとは「イメージ」かなあ。
いくら言葉で説明しても実際の「音」で聴かないと実感しづらいです。
「百聞は一見に如かず」です。
あいや、ちょっと違う(笑)
「百聞は一聴に如かず」
とかにしましょうか?
なのでその都度私が実際に弾いて音で伝えるようにしています。そして耳と感覚で「ああ、こういうことか!」と感じてから具体的な手や体の使い方を説明すると身につけるのが本当に早いですねー。
ここをぐうーっと盛り上げて高める!!
とか、
ここをなめらかに歌うように表現する、
とか、
ここをピッチピチにはじけるように生き生きさせる!!
とか、
ここのリズムをカッコよくアクセントを効かせる!!
とか、
ここの伴奏形の「ノリ」を出す!
とか、
ここをやわらかく温かみと厚みを出して弾く、
とか、
ここは音をキラキラ輝かせる!!
などなどなど・・・・・!!!
ちょっとした「コツ」と「イメージ」で、どんどんその場でできるようになるんです!
そしてその「コツ」をお教えするのが私・・・・・
上手いんです自分で言うのもなんですが!!(笑)
そして、それが大好きなんです!!!
なんていうか、シンデレラの魔法使いが魔法の杖を一振りするとみすぼらしい服がキラキラのドレスに変わったりかぼちゃがキラキラで真っ白な馬車に変わったり擦り切れた靴がキラキラのガラスの靴に変わったりする!
まあちょっとファンタジックに言いすぎましたが(笑)、でもちょっとそんな楽しさとワクワクがあるのです。
だって音楽って本当に魅力的に変わるんですよ!!
ということで魔法使いのおばあ・・・・・おねえ・・・(←ずうずうしい)・・・
魔法使いの先生!のレッスンで音楽をキラキラさせましょう〜〜♪
その後うちに訪れたクワガタたち。
いやあ〜、今年はどうやらクワガタの当たり年ですな。