音楽の素敵の秘密を話したい!
ピアノのレッスンをしていて、「ここはもっと大きく!」「ここはだんだん静かに」ってそれだけじゃなくて、その「理由」とか「根拠」もちゃんと説明したいなと思っています。
先日大人のお姉さんのインヴェンションのレッスンではこんな感じです。
「このテーマのここの部分で大きく7度音が上がるよね!7度ってメロディーとしては広い跳躍なのでエネルギーが要る!しかも減7度っていうのは特に緊張感のある音程で、そしてここがハ短調のドミナントの響きなんだね。だからどうしたってここに高まりが来るよね!なのでここをこのテーマの山として、もっと重さを乗せて音量を出して行こう!」
「後半ここでいよいよ最後のテーマ部分に向けての盛り上がりだよね!まずここの部分は変ロ長調になっててこのラの♮はその導音だね!ここがドミナントになるってことだね。そして次の小節の1拍目に続くタイになってる!すると1拍目の重さを前に引っ張ってきてるからエネルギーが生まれるね。ということでこのラはちょっと強調して聴かせたい!」
「↑で!そのドミナントからまた変ロ長調のトニックが導かれるかと思いきや!短い間だけどト短調の響きになってる!変ロ長調の平行調のト短調だね。ト短調の導音のファの♯が使われてるね。変ロ長調の平行調のト短調に解決するということは偽終止の進行。偽終始!!素敵だよね〜♪」
「そして!!ここでシが♮になる!!ここで主調のハ短調の導音!ハ短調のドミナントだよね!そしていよいよ主調のハ短調のテーマが現れるわけだ!!
クーッ!!
かっこいいー!!
ドラマティックー!!!」
ってな感じで、こちらのおねえさんは和声の理論を勉強したので和声的な説明も取り入れました♪
こういうことも説明しながらレッスンしたりしています。
っていうか私が話したい。(笑)
音楽の素敵の秘密を!!
みんな聞いてくれ〜!!(笑)
いやーしかし暑さ全開の7月だったけど、昨日と今日は涼しくて最高だった。
このまま秋にならないかなあ〜。(←ムリ)
どうしてこの音に重さを乗せるのかとか、なんでここを強調させた方が良いのかとか、理由が分かると自分でも納得して弾けるので面白いです(o^^o)
たまーに思考停止しそうになりますが。。笑
先生は理論的な話をしてる時、めちゃ楽しそうですよね!!
ぴこワールドに突入したな〜・・・あ、戻ってきた(笑)みたいな。
理論の話は、聞いていても面白いな〜って思うことが多いです♪
あ、楽しそう?(笑)
うん、楽しい。(´>∀<`)ゝ
ぴこワールドに行き過ぎてたら呼び戻して下さい。
(´>∀<`)ゝ
わからない時はいつでも聞いて下さい♪
(*^_^*)
さらに秘密を探りましょう!
ムフフ