体の使い方9:「無駄な力を抜く」
♪ 体の使い方 ♪
その1:「姿勢」
その2:「手のフォーム」
その3:「親指」
その4:「タッチ」
その5:「和音をそろえる」
その6:「アクセントの鳴らし方」
その7:「音階をきれいに弾く」
その8:「腕を使って弾く」
その8-a:「上から下ろして弾く」
大人の生徒さんのMくんというお兄さんはショパンの「革命」を練習中です。
譜読みもしっかりとできて暗譜もできています。
まず左手の16分をきちんと鳴らせるように一つ一つの音をしっかりと鳴らす練習やリズム練習をしていました。
だいぶ慣れてきたので、曲としてバランスを調整したり強弱の表現を付けたりする段階になったので、左手は伴奏パートだし無駄な力を抜いて音量も頑張りすぎず調節できるようにしようということになりましたが、なかなか力が抜けない。弾いていて左腕が疲れるのでテンポもなかなか上がらないとのことでした。
なので、「無駄な力を抜く」練習をしました。
1:全部をppで、できるだけ小さい音量で弾く。(テンポはやや遅く)
2:左手の16分音符を全部スタッカートで弾く。(音量はmpくらい)
この2つをやりました。
とりあえずこの2つの練習(軽く音量を小さく)、それからその2つを「音量は小さいままだけどさっきより一つ一つの音の粒立ちをくっきりさせてそろえるように弾こう」と言ってもう一度ずつ弾きました。
そして、
「じゃあ今度は普通に弾いてみよう」
と言って弾いてもらったら、すっかり無駄な力が抜けてすいすい軽々と弾けていました!
「あ、なんか軽く楽に弾けてます!」
と本人もビックリ。
「じゃあ今度はちょっとテンポアップして弾いてみよう」
と言って弾いてもらうと、さっきまでは手が疲れてしんどそうだったのが、楽にテンポも上がりました!
このように「極端に」音量を下げて練習することで無駄な力を抜く感覚が掴めるのと、あとは、しっかりと弾いている時は割と指の根元あたりを動かしていたのが、小さい音量で弾くと「指先」の動きを使うようになるのです。指先を使えるようになると省エネになって無駄な力が抜けます。
この「指先の関節」を使う感覚って掴みづらいけどとても大事なのです。
ppやスタッカートで音の粒を揃えて弾くのはとても難しいですが、それをやることでこの「指先」を使う感覚が掴めてきます。
無駄な力が抜けて省エネで弾けるようになると、音量を出したい時には少しの力や重さを加えるだけで変化が出せるので楽です。
無駄な力を抜くにはきちんとした指のフォームで「支える」ことや腕や上半身の使い方などもポイントがありますが、この練習でも効果が出ると思います。
ぜひぜひ試してみて下さい!!
GWで家の中の片付けをしたら昔の携帯が出て来てメモリーカードもあったので開いたら10年くらい前の写真が出て来た!(汗)
10年くらい前のショートヘアのワタシ。小さく載せてみる。
いくら10年前でも結構いい大人なはずなんだけど、子供過ぎやろ!(汗)
ぜひぜひ発表会で聴きたいなぁー(*´ω`*)素敵すぎるー!
先生の写真!
普通に、
あれ?連休中に髪切ったの!!って思いました(^ー^)
今も全く変わってないわ!!(ノ´∀`*)
革命はやっぱり曲自体にすごいパワーがありますね!
人を惹き付けて最後まで離さない魅力があると思います。
ただ、弾くのはしんどいですけどね☆
(;´∀`)
えっ?変わってない!?
いや、いろんな意味で変わったけど(笑)、なんかヘンな大人になっちゃったなあ。(汗)
(^ω^;)
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Cheers
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