体の使い方:その1「姿勢」

弾いていて本人は気付かないけれどレッスンで先生から言われて大きく変わることの1つに、体の使い方があります。

実際レッスンしていて、
「いや〜〜、気がつきませんでした!!なるほど〜!!」
って言われることがよくあります。

指のフォームやタッチももちろんなんだけど、それより本人が分からないのは手首の使い方、肘や腕の使い方、そして上半身の使い方、そしてそれらの使い分け、などなです。なのでそれについてその都度直したり教えたりすると、音や演奏がガラっと変わることがよくあります。

言われた生徒さんも、
「おお〜、弾きやすくなりました!」
とか、
「あ!こうやったらこういう表現ができるんだ!」
って感じでその変化を実感してビックリしたりします。
そんな体の使い方についてもちょっと日記で書きたいなーと思います。

まずは「姿勢」です!姿勢!!
体を使うことはスポーツでもなんでも姿勢がやはり大事ですよね。
まずは姿勢ができていないと余計なところに力が入ったり逆に支えるべきところが支えられなかったりして、タッチが悪くなります。

なのでまずは「椅子の高さと位置」。
これがちゃんとしないと全ては話になりません。

ピアノは「腰」と「足」で体を支えて、上半身を楽に、自由に使えるようにします。
なので椅子には少し浅く腰掛けます。深く腰掛けると重心が後ろになり過ぎます。

背筋を伸ばして浅めに腰掛けた状態で鍵盤を弾く時に、腕がだいたい床と水平になる高さに椅子の高さを設定します。
そして肘が脇腹に当たるようだとピアノとの距離が近過ぎるので、背筋を伸ばした状態で肘がお腹より少し前に出るくらいに距離を取ります。

足が床に届かないコは、絶対に足台が必要です!!!

足がブラブラしてたら重心は必ず後ろに行くし、腕に余計な力が入ります。そしたらいいフォームとタッチで弾くのは無理です。
足台を置いて、膝とピアノの間に握りこぶしが1つ入るくらいの高さにすると、体を腰と足で支えられて安定します。


・・・・・と椅子の設定だけでこんなになっちゃったので続きはまたそのうち・・・☆
でもほんとに椅子は大事です!
あ。もちろんピアノ用の椅子じゃないとダメですよ。
普通の椅子みたいに真ん中が低いものはすごく弾きづらいです。
ドラムの丸い椅子もピアノにはダメです。ピアノって幅が広い楽器なので弾きながらけっこう重心が右に左に動くのです。なので丸いとその時に支えられないのです。

姿勢と椅子の設定、見直してみると弾きやすくなると思います♪


♪ 体の使い方 ♪

   その2:「手のフォーム」
   その3:「親指」
   その4:「タッチ」
   その5:「和音をそろえる」
   その6:「アクセントの鳴らし方」
   その7:「音階をきれいに弾く」

♪茨城県土浦市のピアノ教室♪
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2010/07/10 (Sat) / 【演奏法】「体の使い方 / comment(0)
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プロフィール
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ぴこ
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女性
職業:
せんせい
趣味:
ピアノ
自己紹介:
土浦市のピアノ教室の先生でぴこと申します。
猫の「いちご」と暮らしてます。

武蔵野音楽大学でピアノを専攻し卒業後土浦で教室を開きました。

ピアノを教えることも弾くことも大好きです!
毎日生徒のみんなとレッスンするのが楽しみです♪
現在は尊敬するピアニストのN先生にレッスンしていただいています。

ジャズピアノも勉強中。千葉県のA先生にレッスンして頂いてます。

音楽理論も大好き♪理論のレッスンもします。

音楽はクラシック以外にも様々なジャンルを聴きます。

音楽以外の趣味はHIPHOPダンスです。2016年からスクールに通っています。
基本的には家で猫と過ごします。
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