興奮する大人女子2人
今日レッスンだった大人のお姉さんのMちゃんはショパンの「舟歌」が大好きで、いつか発表会でこの曲を弾きたい!と練習しています。私も数あるショパンの名曲の中でも特に好きな曲でもあります。
ショパンの「舟歌」は素晴らしい名作ですが、同時に大変難しい曲でもあります。しかしMちゃんはちょっと苦労しながらも少しずつ、コツコツ譜読みを進めてきてだいぶ後半まで来ました。
今日もレッスンで先に進むのに「次の部分はこんな感じだよ」と私が弾いてあげると、
「ここ〜!!ここの半音の所とかすごくステキですよね〜!!!」
と興奮しながら言うので、
「そう〜分かる!!私も今弾きながら自分で鳥肌立った〜!!!」
と私も興奮してしまいました。(笑)
M「先生の演奏でさらにこの優美な感じがたまらなくて!」
先生「いや〜ここの和音の響きがね!もう一つ一ついいよね!!」
そのあともレッスンを進めながら、
M「すごいですよね〜・・・時も超えて場所もこんなに離れた所で、でも今でも当時と同じようにこうして感動できる作品って」
先「ほんと。やっぱりさ、天才だよね!この作品がこうして残っててくれて弾く事ができてよかったよね!」
M「そうですよね・・・きっと当時もほかにもたくさんの作曲家がいて、同じ時代の作曲の理論だったり技法を使っていたんでしょうけど、その中でこうして残っていくのって特別なんでしょうね。」
先「例えばシューマンもリストも同じ時代で大作曲家だけど、みんなそれぞれに全然違う個性でそれぞれの響きがあるしね!同じ時代なのにね。」
M「そう!それぞれ違いますよね!」
先「しかしここの部分もたまらんよね!!弾くたび『グッ』と来るんだよね〜!」
M「分かります〜!!なんだろう!音って空気の振動なのに。何がそんなに心を揺らすんだろう」
先「不思議だよねえ〜!」
と、2人で興奮したりときめいたり感心したりのレッスンでした☆
このときめきが、心の高鳴りが、人生を豊かにしてくれる気がします♪
さて。今日の写真ネタはちょっとタイミングが遅れましたが、先日の「かすみがうらマラソン」を題材にした地元川柳です。
土浦市の市報に載ってました☆
どれも茨城弁をうまく使っていてよくできていて「おお〜っ」と思いました(笑)
ちなみに使われている茨城弁をちょっと解説すると「いぢやげだ」は「イラつく、むかつく、腹が立つ」の意味の「いぢやける」という代表的な茨城弁。の過去形です。たぶん「いぢやける」って漢字で書くと「意地焼ける」だと思うんだよね。たぶんね、たぶん。
「ごじゃっぺ部門」の「ごじゃっぺ」とは、う〜ん、やってることがデタラメでちゃんとしてないような人のことです。そして「ごじゃっぺ部門」の作品の中の「こわい」は茨城弁では「疲れた」の意味です。
私もやれと言われればかなりネイティブな茨城弁(県南バージョン)で話すことができます。
でも今は年配の方以外は茨城弁も全然使われなくなって、ちょっと寂しい感じもしますね。