そうだったのか!音楽理論 その3:和音の解決の例1
→そうだったのか!音楽理論 その1:「調って?」
→そうだったのか!音楽理論 その2:音楽のキモ!!「終止感(解決)」
ということで前回和音の響きの「機能」のことを書きました。
せっかくなのでさっそくその具体的な例を載せようと思います。
調の「5の和音」には「1の和音」に行きたいよ〜!というエネルギーがあって、音楽ってそのエネルギーでできているんだよー!という話を書きました。
「5の和音」から「1の和音」へ進行することを「解決」といいますね。
それで、ハ長調になっててわかりやすい楽譜なにかないかなーと探したらいいのがあったのでそれを載せまーす。
シューベルトの「鱒(ます)」のハ長調かんたんアレンジバージョンの楽譜です。
(ドレミ楽譜出版社 橋本晃一編「おとなのためのピアノ曲集 クラシック編1」)
ハ長調なので「1の和音」は「ド・ミ・ソ」、「5の和音」は「ソ・シ・レ」です。
「1の和音」の響きの部分は青で、「5の和音」の響きのところは赤で囲みました。
前半。
後半。
↑このフリーハンドの雑な線が、先生のおおらかな性格を表しています。(笑)
ね!?
どうですか!?
みんなが学校の音楽の鑑賞の授業でも聴く世界の名曲が、こんなに1の和音と5の和音だらけでできているのです!!
みなさんもよかったら、このメロディーを弾きながら左手で「1の和音(ドミソ)」と「5の和音(ソシレ)」で合わせて弾いてみてね。
そして「5の和音」の「1の和音に行きたいよー!」というエネルギーを感じながら弾いてみて下さい。
すると今までよりも曲の内容が理解しやすくなると思います♪
もちろんこれはシンプルな例で、もっと複雑な和音の響きが出てくる曲もたくさんあります。
またわかりやすい例を見つけたら載せたいと思います♪
これ、先日2年生の女の子が「先生にあげる」ってレッスンに持って来てくれた4つ葉のクローバー♪
教室の駐車場で見つけたんですって!
生徒のみなさん、今度レッスンに来たときは駐車場で4つ葉のクローバー探したらみつかるかもですよ☆
https://www.kopi66.com/product/detail-4209.html