バッハ!バッハ!!
私の教室では大人の生徒さんのレッスンでは生徒さん本人のやりたい曲でレッスンするのですが、みなさん本当にいろんな曲にどんどんチャレンジしていて私もレッスンしていてすごく楽しいです。
ショパン、ベートーヴェン、ドビュッシー、ブラームス、シューマン、リスト・・・クラシックの名曲の数々や、クラシック以外の曲も素敵な映画音楽やバラード曲など、いろいろです。
そして一般にはちょっと敬遠されがちなバッハをやりたいと言って持って来てくれる人も多いです♪
私がバッハが好きなのもちょっと影響してるかな?発表会の講師演奏でも今までにバッハの名曲で、「シャコンヌ」や「半音階的幻想曲とフーガ」、リスト編曲の「オルガンのための前奏曲とフーガ BWV543」など弾いてきました。普通あまり講師演奏で弾かないと思うけど。(笑)
でもいいんですよねえ・・・ポリフォニーならではの立体感。絡み合って紡がれていく感じ。そしてバッハならではの宗教観を背景とした厳粛さ、重厚感、清らかさ、でも雅やかさもあるし歌心や教会の響きがイメージされるハーモニーの美しさ・・・舞曲形式では生き生きとした躍動感やビート感にも快感を覚えます。
弾いてて飽きない・・・というか、弾けば弾くほど味わいがあって楽しいんですよねー。
バッハを持ってくる生徒さん達も、「このバスのテーマが出てくる所でゾクゾクきますね〜!」とか、「譜読みは苦しいんだけど弾けてくると楽しくなってくるんですよね〜♪」とか、「子供の頃はなんだかさっぱり分からなかったけど、大人になって弾くといいですよね!」などと言って楽しんでくれてるようです。
つい先日もフランス組曲に取りかかっているKさんのレッスンでKさんが、
「この、音が重なっている所がなんだか快感に感じてきたんです」
とおっしゃっていました。
それ!
それです!!!
Kさんが弾いている曲は3声になっていて、右手が常にソプラノとアルトの2声を弾くようになっています。
どちらかのメロディーの音を伸ばしながらもう一方のメロディーの音を弾いたり、片方を伸ばして片方の音を切ったり、慣れるまでは結構弾きづらいのです。押さえておくべき音を離してしまうことがよくあってちょっと苦戦していました。
ところがこの間のレッスンではそれがずいぶんスムーズにできるようになっていたので「できてきましたね!」と言ったら先ほどの事をおっしゃったのでした。
「この間レッスンで先生に言われたように、片方ずつ弾いたり、片方歌いながら弾いたり、片方を f で片方を p で弾くっていうのをやったりしたらできるようになってきました♪」
とのことでした。
なんと素晴らしい!!
「重なっている所が快感に感じてきた」というのは、「聴こえてきた」ということです。
同時に弾いている2本のメロディーが、2本に、別々に聴こえてきた、ということです。
どちらも同時に聴こえる、聴き取れる、っていうのは慣れるまでなかなか難しいのです。人間って普通はどれか1本のメロディーしか意識しては聴けないんですよね。でもそれが「聴こえてきた」ということは、「聴き分けられる」ようになるし、すると「弾き分けられる」ことになっていきます。
そうすると聴いている方にもちゃんと別々のメロディーとして立体的に聴こえてくるのでポリフォニーの良さを表現できるようになるということです。
素晴らしい進歩です!!
ああ〜〜私もうれしいなあ〜♪
で、バッハでそういう「聴き分け」、「弾き分け」ができてきたら、ショパンやベートーヴェンなど他の作曲家の曲でもそれがすごく生きてくるはずです。音量のバランス、音質の弾き分け、それぞれの声部の歌い回しや表現などなど。それで音楽の学校では必ずバッハは勉強するし試験などでも取り上げられるんですよね。
ただバッハは慣れないと譜読みもしづらいし、あとよく言われるのが「どんな風に弾いていいのかわからない」ってことですよね。
古典派以降の曲とはちょっと勝手が違いますからね。子供の頃にやっていたとしても、実際ちゃんと教わっていない場合って多いんじゃないかと思う。私も子供の頃はよく分からなかった。
まあ大学でもやったけど、でも私は今レッスンしていただいているN先生に教わってずいぶん勉強になったと思います。N先生に教わってからバッハも前よりも自信を持って教えられるようになったと思う。和声的なことや宗教的な背景などを知るとバッハの理解は深くなると思います。
あ、なんか長くなってきちゃったな。
バッハと言えば自分で弾く時に最近考えるのは、なんていうか「グルーブ」っていうか、テンポのコントロールです。
バッハはロマン派のような大きなテンポの揺らし方はしないけれど、でもだからと言ってメトロノーム通りに弾くものでもないわけです。
上手いな〜、素敵だなあ〜〜、というバッハの演奏は必ずいい「グルーブ感」があるのです。
上手い揺らし方、自然で音楽的な歌い回しがあるのです。
そこをもっと身に付けたい!
心地よく、センスの良い、音楽的なテンポのコントロールができるようになりたーーーい!!
っていうのが最近の野望(?笑)です。
そしたらもっとグッとくる演奏ができるはず!
N先生のレッスンでもやはりよくそのことは言われたりするので、今の課題ですね。
や、バッハの他の作曲家でもそう思う。テンポ、アゴーギクのコントロールをもっと大人の表現にしたい!!
って思うけど、バッハのはまたちょっと違うんだな。
まあだいぶ長くなっちゃったからバッハの話はとりあえずこれくらいでいいや。(笑)
バッハ、生徒のレッスンでもどんどんやりたいし、自分でも弾いていきたいです。
あとね!!!
話は変わりますが・・・・・・・
私、ジャズの発表会に出ることになった。(照)
今通ってるジャズの教室で発表会があるんですって。
で、私はジャズはその場でアドリブでセッションかませるほどの腕前は無いので、譜面書いて弾くのはどうかなあ?と思ったんですけど(ジャズ習ってるのは即興アドリブができるようになるためなので)、でもドラムとかベースをサポートで付けて下さるらしいので、それは良い経験になるかな!?と思って参加させていただくことにしましたー♪
書き譜だったらいくら難しくてもいいのでカッコ良くしたいなー。
曲は「Stella By Starlight」にした。これやってみたかったんだー。
わ〜〜やることがいっぱいだよ〜〜!!
がんばる!!
ショパン、ベートーヴェン、ドビュッシー、ブラームス、シューマン、リスト・・・クラシックの名曲の数々や、クラシック以外の曲も素敵な映画音楽やバラード曲など、いろいろです。
そして一般にはちょっと敬遠されがちなバッハをやりたいと言って持って来てくれる人も多いです♪
私がバッハが好きなのもちょっと影響してるかな?発表会の講師演奏でも今までにバッハの名曲で、「シャコンヌ」や「半音階的幻想曲とフーガ」、リスト編曲の「オルガンのための前奏曲とフーガ BWV543」など弾いてきました。普通あまり講師演奏で弾かないと思うけど。(笑)
でもいいんですよねえ・・・ポリフォニーならではの立体感。絡み合って紡がれていく感じ。そしてバッハならではの宗教観を背景とした厳粛さ、重厚感、清らかさ、でも雅やかさもあるし歌心や教会の響きがイメージされるハーモニーの美しさ・・・舞曲形式では生き生きとした躍動感やビート感にも快感を覚えます。
弾いてて飽きない・・・というか、弾けば弾くほど味わいがあって楽しいんですよねー。
バッハを持ってくる生徒さん達も、「このバスのテーマが出てくる所でゾクゾクきますね〜!」とか、「譜読みは苦しいんだけど弾けてくると楽しくなってくるんですよね〜♪」とか、「子供の頃はなんだかさっぱり分からなかったけど、大人になって弾くといいですよね!」などと言って楽しんでくれてるようです。
つい先日もフランス組曲に取りかかっているKさんのレッスンでKさんが、
「この、音が重なっている所がなんだか快感に感じてきたんです」
とおっしゃっていました。
それ!
それです!!!
Kさんが弾いている曲は3声になっていて、右手が常にソプラノとアルトの2声を弾くようになっています。
どちらかのメロディーの音を伸ばしながらもう一方のメロディーの音を弾いたり、片方を伸ばして片方の音を切ったり、慣れるまでは結構弾きづらいのです。押さえておくべき音を離してしまうことがよくあってちょっと苦戦していました。
ところがこの間のレッスンではそれがずいぶんスムーズにできるようになっていたので「できてきましたね!」と言ったら先ほどの事をおっしゃったのでした。
「この間レッスンで先生に言われたように、片方ずつ弾いたり、片方歌いながら弾いたり、片方を f で片方を p で弾くっていうのをやったりしたらできるようになってきました♪」
とのことでした。
なんと素晴らしい!!
「重なっている所が快感に感じてきた」というのは、「聴こえてきた」ということです。
同時に弾いている2本のメロディーが、2本に、別々に聴こえてきた、ということです。
どちらも同時に聴こえる、聴き取れる、っていうのは慣れるまでなかなか難しいのです。人間って普通はどれか1本のメロディーしか意識しては聴けないんですよね。でもそれが「聴こえてきた」ということは、「聴き分けられる」ようになるし、すると「弾き分けられる」ことになっていきます。
そうすると聴いている方にもちゃんと別々のメロディーとして立体的に聴こえてくるのでポリフォニーの良さを表現できるようになるということです。
素晴らしい進歩です!!
ああ〜〜私もうれしいなあ〜♪
で、バッハでそういう「聴き分け」、「弾き分け」ができてきたら、ショパンやベートーヴェンなど他の作曲家の曲でもそれがすごく生きてくるはずです。音量のバランス、音質の弾き分け、それぞれの声部の歌い回しや表現などなど。それで音楽の学校では必ずバッハは勉強するし試験などでも取り上げられるんですよね。
ただバッハは慣れないと譜読みもしづらいし、あとよく言われるのが「どんな風に弾いていいのかわからない」ってことですよね。
古典派以降の曲とはちょっと勝手が違いますからね。子供の頃にやっていたとしても、実際ちゃんと教わっていない場合って多いんじゃないかと思う。私も子供の頃はよく分からなかった。
まあ大学でもやったけど、でも私は今レッスンしていただいているN先生に教わってずいぶん勉強になったと思います。N先生に教わってからバッハも前よりも自信を持って教えられるようになったと思う。和声的なことや宗教的な背景などを知るとバッハの理解は深くなると思います。
あ、なんか長くなってきちゃったな。
バッハと言えば自分で弾く時に最近考えるのは、なんていうか「グルーブ」っていうか、テンポのコントロールです。
バッハはロマン派のような大きなテンポの揺らし方はしないけれど、でもだからと言ってメトロノーム通りに弾くものでもないわけです。
上手いな〜、素敵だなあ〜〜、というバッハの演奏は必ずいい「グルーブ感」があるのです。
上手い揺らし方、自然で音楽的な歌い回しがあるのです。
そこをもっと身に付けたい!
心地よく、センスの良い、音楽的なテンポのコントロールができるようになりたーーーい!!
っていうのが最近の野望(?笑)です。
そしたらもっとグッとくる演奏ができるはず!
N先生のレッスンでもやはりよくそのことは言われたりするので、今の課題ですね。
や、バッハの他の作曲家でもそう思う。テンポ、アゴーギクのコントロールをもっと大人の表現にしたい!!
って思うけど、バッハのはまたちょっと違うんだな。
まあだいぶ長くなっちゃったからバッハの話はとりあえずこれくらいでいいや。(笑)
バッハ、生徒のレッスンでもどんどんやりたいし、自分でも弾いていきたいです。
あとね!!!
話は変わりますが・・・・・・・
私、ジャズの発表会に出ることになった。(照)
今通ってるジャズの教室で発表会があるんですって。
で、私はジャズはその場でアドリブでセッションかませるほどの腕前は無いので、譜面書いて弾くのはどうかなあ?と思ったんですけど(ジャズ習ってるのは即興アドリブができるようになるためなので)、でもドラムとかベースをサポートで付けて下さるらしいので、それは良い経験になるかな!?と思って参加させていただくことにしましたー♪
書き譜だったらいくら難しくてもいいのでカッコ良くしたいなー。
曲は「Stella By Starlight」にした。これやってみたかったんだー。
わ〜〜やることがいっぱいだよ〜〜!!
がんばる!!
でも、インベンションにしろ、フランス組曲にしろ、バッハは練習しだすと、ずっと弾いていたくなる、とまらなくなります。
体力と時間があれば、何時間でも弾いていたくなる(^_^;)
聴けば聴くほど、弾けば弾くほど、その良さに魅力されますね。
ドビュッシーとは違う魅力ゾクゾクをもっとどんどん感じて、体験したいですね。
私もレッスンしてて楽しいです♪
これからますますポリフォニーの楽しさを感じて弾いていきましょー!
カタリナさんのツェルニーも毎回の進歩が感じられてレッスン楽しいですよ♪
∑d(*゚∀゚*)
隠れて、見に行っちゃおうかな~?(笑)
Σ( ̄Д ̄;)
なにしろ初めてなのでどんなことになるか分からず…もし上手くいったら…ご迷惑でなければ録音でも送らせていただきます…
(///∀///)カカカ
私にとってステラと言えばkazuki trioです!
素敵な演奏を何度も聴かせていただいて弾いてみたいと思ってました。
今回kazuki trioの演奏を何度も聴き直してみてるんですが、カッコいいですね〜。
これからソロフレーズ作るので、ぜひパクらせて…あ、いやいや、参考にさせて下さい!