Hiatus Kaiyote
えー人並みはずれた体力の無さが年々ヤバいことになってきているのをどげんかせんといかん!!ということで3月から始めたHIPHOPダンスですが、楽しく続けております。
それでね、レッスンの時に先生がいろんな音楽をかけてくれてそれに合わせてダンスしているわけなのですが、ある日の音楽が「えーなにこれカッコイイ」と気になったので後から先生に「あの曲なんですか」と聞いて教えてもらったのです。
それで帰ってからiTunesで探してアルバムを視聴したら、こ、これはヤバイ!!
ということで即ダウンロード。
Hiatus Kaiyote
「Choose Your Weapon」
公式サイトはこちら。
ダンスのクラスで使っていた曲はこちら。
「Molasses」
か、カッコイイ!!!
なんなんだこのバンド!!
ジャンルで言うと「ネオ・ソウル」とか「フューチャー・ソウル」と呼ばれるらしいんだけど、ちょっとジャンルをカテゴライズするのも難しいような、なんと自由でパワフルで楽しいアルバム!
この曲もそうだけど、アルバムの他の曲も変拍子バリバリで内容としては難しい音楽とも言えると思う。自由で新しいリズム感覚と和声感覚が刺激的だけれども、でもコンテンポラリーなジャズとかクラシックの現代音楽によくあるような不協和音が続いたりするわけではなくむしろ甘く、でも浮遊間のある和声のつながりが心地よいです。
で、新しい感覚だけれどもことさら難しい事をやってやろう!とかテクニック見せつけてやるぜ!とかっていう感じはなく、その自由なリズム感覚や和声感覚がとにかく楽しくて自然にそうなった、という感じで聴いていてもそれがすごく楽しくて中毒になりそうになる☆
そして何がいいって、その難解なテクニックも、全て内側から湧き出る「歌」に基づいて形成されているところ。
ボーカルのNai Palm(ネイ・パーム)の歌が力がある。ソウルフルでエモーショナルなのがいいんだなー。そして突き抜けた個性。
そういうところが私的にはBjorkのようなボーカルだなと感じるところがある。音楽のタイプは違うけれど。
というか、Bjork以来のすごい女性ミュージシャンだなと思う。(←個人の感想です)
クラシックとジャズ以外のジャンルで、この10年くらいで一番おもしろいと思ったアルバムだなー。
それでね、↑のライブ映像でも分かるのですが、これを4人のメンバーの「バンド演奏」で作っているというのがまたいいのです。この打ち込み全盛の時代にね?
アルバムも現代的な新しく不思議な響きやリズム満載の曲ばかりだけど、基本がバンド演奏なんだよね。そこが生々しくて、生きた音楽で、エキサイティング。
他のメンバーもすごいんだよね。これをやっちゃうんだもん。よくこんなメンバーが集まったよねえ。
あとコーラスワークもいいの。この奔放とも言えるボーカルに豊かでパワフルで、時にはドリーミーな響きを加えている。こんなコーラスって日本のものではなかなか聴けない気がする。
そう、ドリーミー。パワフルでソウルフルだけどドリーミーなの。特にシンセ使いがドリーミーさを醸し出しているよね。
私この曲とかとても好き。
ドリーミーかつグルービー♪
「Shaolin Monk Motherfunk」
最近音楽雑誌の「ローリング・ストーン・ジャパン」にNai Palmのインタビューが載るっていうからチラっと見たらこんな写真が。
(Instagramより」
こ、個性的すぎる。(笑)
いや、Nai Palmってもっとキュートな人なのよ?と思ってキュートな動画探してみたんだけど・・・
う、うんキュートだけど、頭に誰か乗ってるで。(笑)
ほっぺた丸く赤いし。(笑)
でもやっぱりギター一本でもこの人の「音楽」が伝わって来るねえ。
ということで久しぶりにエキサイティングな音楽を見つけてしまったので興奮して書いてしまいました☆
おもしろい音楽ってまだまだ生まれるんだなあ。
最近はお風呂に入る時に電気消してこの怪しいライトだけ付けて、これを聴いています。
色変わるんやで〜。怪しいやろ〜。
楽しいで〜〜。
♪ お知らせ ♪
先週一名様生徒募集のお知らせを致しましたが、お問い合わせがありましたので一旦締めさせていただきます。