甘ぁ〜〜〜い♪フォーレ

この間の日曜日、新宿のN先生のところへレッスンに行って参りました♪

と書こうと思ってもう金曜日・・・・・。
毎日暑くて暑くて、もう生きてるだけで精一杯ってカンジで日記書く力が無かったデス!(汗)

今日は涼しいので復活♪

レッスンにはバッハとフォーレを持って行ったのですが、フォーレはノクターンの第6番。変ニ長調。

このノクターンは超〜〜〜たまらんですっ!!!
もうとにかく甘ぁ〜〜〜〜い♪♪♪

「これは完全に恋だな!!」といつも思います。
最初のテーマのあたりなんかは、もう脳ミソがしびれてとろけちゃうような、甘くてでもせつなく、気怠いような恋のど真ん中の音楽!!って感じがして弾くたびうっとりしちゃいます。

最後の方の、メジャーコードと7thコードで理論とか無視してとにかく上昇して行く〜〜!!みたいなところも、もう周りなんか全然目に入らない!あなただけ〜〜!!って感じがしてスゴイな〜って思います。(笑)

  これこれ!もうとにかく上昇!!

だからコードネーム書くなって。(笑)


最後のC♭とE♭の3度の重音からの半音ずつの上昇も、これは倚音扱いになるのか、こりゃニクいなあ〜!たまらん!!と悶絶します。

  悶絶デスよ!!悶絶!!

このトロトロうっとり感を音で描けちゃうってスゴイな〜〜。
いや、言葉ではこのトロトロうっとりはちょっと表現できないと思う。

でもね〜〜、このトロトロ甘〜〜いうっとり感をショパン風のルバートで弾いちゃうと、フランス的なサムシングが!!
損なわれてしまうのデスよ!!

これがなかなか難しい〜〜☆

フランスものって甘くてキレイでロマンティックなだけじゃなくて、洗練された知的な美しさみたいなものがあるんですよね。
フランスのエスプリっつーの!?
まさに!?
う〜〜ん、オトナの恋、って感じねー。
ぴこ先生もオトナのレディーとして(?)オトナの音楽に取り組みたいと思います!!


これ、中学生のRちゃんがノートの宿題の空いてるところに描いてきてくれた先生♪

  あらかわいい♪

よーし!
大きい花マルつけちゃうぞ!!




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2010/07/30 (Fri) / ピアノ日記 / comment(2)

ブリュっち調律!!

昨日、23日はうちのブリュちゃん(Bluthner)の調律でした♪
いまのところ、だいたい半年に一回調律してもらってます。

うちのブリュっちは買ってからう〜〜〜んと、15年くらい・・・かな??
数年前から砂田ピアノ調律事務所の砂田さんという調律師さんにお願いしていますが、とても研究熱心で知識と技術のある信頼できる調律師さんで、いつも調律して頂くのが楽しみです。

Bluthnerってドイツのピアノなのですが、日本ではあまり多くなくてBluthnerに詳しい調律師さんもそういないので、砂田さんに出会えて本当に良かったです。

毎回調子を見てはいろんな所を調整して頂いて、数年前には中のアクション部分を持ってってもらって大掛かりな調整もしてもらったりして、砂田さんに最初に来て頂いたころとはブリュちゃんの音が全然変わってきました!!

けっこうみなさん知らないと思うのですが、調律師さんにいろいろ調整してもらうとピアノの音って全然変わるんですよ!!

調律って狂っている音を合わせるだけだと思っている方もけっこういると思うのですが、調律ってもちろん音を合わせることなんだけど、その他にたくさ〜〜〜ん調整するところがあるんです。まあピッチも数値通りにやればいいてものでもないですし。

普段の定期調律の時でもピッチを合わせる以外に、鍵盤のアクション部分の調整やハンマーの調整などがあって、鍵盤のアクション1本1本のバネをああしてみたりこうしてみたりネジみたいなのを閉めてみたり緩めてみたりピンを入れてみたり抜いてみたりこすれるところがスベスベになるようにああしてみたりこうしてみたり鍵盤の深さがそろうようにうす〜い紙を入れてみたり抜いてみたりハンマーが固くなったり柔らかかったりしたら針刺してみたり薬さしてみたりヤスリかけてみたり・・・・・・・・・。

え?よくわからない??
すみません、とにかくたくさんのパーツのいろんなところをいろんな調整するってわけです。(←おおざっぱすぎ。)

まあそんなこんなでこまか〜い作業をして調整してもらうと、あらふしぎ♪
鍵盤が動きが良くなって弾きやすくて音がきれいな響きに変わってる〜♪♪♪

ってなるんです☆

ハンマーの具合やアクションの動きが良くなると、音も全然変わるんですよ!!

なので、「うちのピアノ鍵盤が重い感じがする・・・」とか「音が響かなくてこもってる感じがする・・・」とか、「音がキンキンしてうるさい感じがする!」とか、それきっと調律師さんが直してくれますよ!
ピアノはちゃんと調整してあげたらず〜っと何十年も使えます。そして音が育ってきます。
うちのピアノも育ってきてます。私もそう感じていたし、昨日も調律師さんが、
「育ってきたねえ〜♪」
って言ってました。調整と、環境と、弾き方で音が変わってきます。
けっこうみんな知らないんじゃないかなあ。

そして腕のある調律師さんだったらその人の好みの音色にしていってくれます。
うちの調律師さんは、その人の演奏とその人自身を知っていくとだんだん好みの音色に作っていけるって言ってました。

そんなわけで、そこらへんも含めて腕のある調律師さんに限ります!
調律師さんって職人さんなので、その腕次第なのですよ〜。
う〜ん、そこらへん分かりづらいと思うけど、知識・技術・熱意のある信頼できる調律師さんにピアノをお願いしたいですね♪

じゃオススメで砂田さんのところ貼っておきます。

砂田ピアノ調律事務所

「ぴこ先生のブログで見ました」って言ったら、う〜ん、特にやさしくしてくれるかもしれません。(笑)

(※ ↑って書いたら砂田さんが、「ぴこブログ見ました」って言ってもらえればご紹介割り引きするので付け足しといてください♪ とのことです!!)


  これチューニングハンマー。

これで音の高さを変えて合わせるんですよ〜。
その下になぜかピンクのギターピックが・・・・・。

なんでかって言うと、ブリュちゃんは高音部が4本弦になってるので、4本めの開放弦を調律するのにこのピックを使います。

って言ってもよく分からないと思うのでこちらを。(丸投げ。)


  ZIGGY!?(笑)






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2010/06/25 (Fri) / ピアノ日記 / comment(4)

「のだめカンタービレ 最終楽章〜後編」

今日ついに「のだめカンタービレ最終楽章〜後編」を観に行って来ました!!
いや〜〜映画館なんてしばらく行ってなかったけど、みんなのだめおもしろかったって言うんだもん☆

私もマンガは全巻持ってるんですけどね。なので話は知ってるんだけど、やっぱり映画館の大スクリーン、大音量で観るのも楽しそうだな〜と思って♪

で、やっぱり楽しかったです!ストーリーの中で実際その演奏の音が聴けるっていうのはマンガとまた違った楽しさがありますね。やっぱりコンチェルトのシーンとか、オケの音が大音量で聴けて迫力があってよかったですね〜〜〜。いや〜できることなら全楽章聴きたかった!

でもなんか、のだめがピアノを弾くシーンがもちろんたくさんあるわけですけど、ピアノ弾いてるシーンで演奏を聴くと、見ながらそこだけ私の中で何かチャンネルが「カチッ」って変わるんですよ。何かのスイッチが入るっていうか。それまではストーリーに入り込んで感情移入して見てるんだけど、ピアノのシーンになるとなんかピアノを聴くチャンネルになっちゃうんです。スイッチが「カチッ」って入って旋律の歌い方とか音色とかバランスとかテンポとか間の取り方とか構成とかを聴くチャンネルになっちゃうんです。

でもストーリーも流れているわけで、見ながら自分の中で「カチッ」「カチッ」「カチッ」ってスイッチが入ったり切れたり入ったり切れたりする感じがしてちょっと変な感じでした。(笑)それで、ああ〜、ピアノ聴く時は普段と違う脳ミソの部分を使ってるんだな〜って改めて感じました☆

この実写版はキャスティングが素晴らしいですよねー。のだめの上野樹里もそうだし、千秋先輩の玉木宏・・・・・かっこよすぎデスっ!!!その他のキャストもマンガの雰囲気があって違和感無く楽しめました。

この映画観て思ったのは・・・・・それはマンガの方でも同じだけど、ピアノ(他のものでもそうだろうけど)を突き詰めて行くことは、孤独な戦いでもあるし、ゴールも無いし、他にうまい人なんてたくさんいるし、苦しい道のりが果てしなく続くことでもあるけれども、それでも音楽にはそれを全て帳消しにできるような、そしてそれ以上の素晴らしい喜びがある、っていうことを最後に改めて、本当に分かる、っていうところで終わっているところがいいなって思います。

のだめもこんなに苦しいことをやってなんになるんだろう、って苦しむし、千秋先輩もそんなのだめを見て悩むし、でもやっぱり音楽の本当の素晴らしさに音楽によって気付くんですね。

このストーリーは世界レベルの話で、私なんかは全然世界が違うわけだけれども、それでも共感できるところがたくさんあります。
私も今もピアノを勉強して練習して、別にだからってピアニストになれるわけでも誰かに認められるわけでもないけれど、でも何にも代え難い喜びが音楽にはあるのです。一段階段を上ると、今まで見られなかった景色が見えるのです。で、また一段階段を上ると、またさっきとは違った素晴らしい景色が見えるのです。その繰り返しで、音楽にはどこまでも広がる世界があってそれが人を魅了して止まないのです。

そんな音楽の世界に触れていられることはすごく幸せなことだなって思うし、縁があって私の教室に来てくれている生徒のみなさんにもたくさん素敵な景色を見せてあげたいなって思います♪


映画館で「のだめドリンクカップ」でコーラ飲みました☆

  上に「のだめマングース」が付いているのだ!!


  取り外してストラップにできるのだ!!




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2010/05/31 (Mon) / ピアノ日記 / comment(0)

びっくりぎょうてんAMAZING !!!!!

最近たまたま見つけてぴこ先生がびっくりぎょうてん感動したYouTubeの動画をご紹介しちゃいます。

Richard Graysonという作曲家兼ピアニストらしい人なのですが、コンサートでお客さんからその場でお題を頂いて即興で演奏するというものです。

それがただの即興演奏ではなくて、「ドビュッシー風」とか「プロコフィエフ風」とか「ベートーヴェン風」などなど、いろんな作曲家のスタイルで即興演奏していて、それがあまりに見事で素晴らしくて楽しいのです!

とりあえずどうぞ。


「パガニーニ24のカプリス:ドビュッシー風」


「ラ・クカラチャ:プロコフィエフ風」


「星条旗よ永遠なれ:ラフマニノフ風」



とにかくAMAZING !!!!!
デスよ!!!

ほかにも・・・・・

「ハバネラ:ショスタコーヴィチ風」

「イパネマの娘:プーランク風」

「スターウォーズ:ガボット風」

「ダースベーダのテーマ:ベートーヴェン風」

「ドヴォルザークの新世界より:ドビュッシー風」>

「雨に唄えば:ワーグナー風」


たっ・・・・・たのしすぎる〜〜〜〜〜!!!!!
これが即興なんてアンビリーバボーですよ!!!

世の中すごい人っているんですね・・・・・。




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2010/05/28 (Fri) / ピアノ日記 / comment(0)

やっぱり分析やねえ

今日は新宿のN先生のところにレッスンに行って来ました!
今日も2時間たっぷりみっちりレッスンして頂きました!!

いつもお忙しい中レッスン入れて頂けるだけでもありがたいのですが・・・今日は先日メールで私が何気なく触れたことのために、ある本をわざわざ用意して下さっていてぴこぴこは感激致しました!!
なんていい先生なんだ〜〜〜!!(涙)

その本とはあるフランスの和声の本の翻訳本なのですが、とても興味深い内容なのですがしかし大変レベルが高い・・・・・。(汗)

ぴこぴこ一から出直しますハイ。
勉強します!!!


今日持っていったのはバッハとハイドンとショパンなのですが、いや〜〜、その曲の内容に近づくため、作曲者の意図を読み取るため、その曲の本来の美しさと輝きを表現するために大切なのはやっぱり分析だな〜〜と思いました。

今日持ってったのはそんなに難しい曲でも大きい曲でもないし、一通り自分でも分析して弾いて行ってるのですが、でも2時間のレッスンの間目からウロコが落ちまくりです。「ほおお〜〜なるほど〜〜!!」の連続です。

私が分析していったものの更にその中身の細かい分析や、または分析したもの同士の関係性という大きな視野での分析、さらに全く違った角度からの分析なども教えて頂き(ほんとはもっとおっしゃりたいことがたくさんあるんでしょうけど)、そうするとその曲がまた違った輝きを増して生命を与えられるわけです!これは感動です!!ワクワクします!!

そんなわけで今日も楽しく素晴らしいレッスンでした・・・・・感謝です・・・!合掌。


今日電車の都合でちょっと早く着いちゃって、先生のお宅の近くのカフェにお茶を飲みに行ったら・・・・・。

なんと窓の外にカルガモ(たぶん)が!!!

  2羽でひょこひょこ歩いてます。


  近づいて来た!

mixiのアプリでカルガモとかめっちゃ育ててるけど本物は初めて見た!!(笑)
癒された〜〜〜♪




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2010/05/24 (Mon) / ピアノ日記 / comment(2)
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プロフィール
HN:
ぴこ
HP:
性別:
女性
職業:
せんせい
趣味:
ピアノ
自己紹介:
土浦市のピアノ教室の先生でぴこと申します。
猫の「いちご」と暮らしてます。

武蔵野音楽大学でピアノを専攻し卒業後土浦で教室を開きました。

ピアノを教えることも弾くことも大好きです!
毎日生徒のみんなとレッスンするのが楽しみです♪
現在は尊敬するピアニストのN先生にレッスンしていただいています。

ジャズピアノも勉強中。千葉県のA先生にレッスンして頂いてます。

音楽理論も大好き♪理論のレッスンもします。

音楽はクラシック以外にも様々なジャンルを聴きます。

音楽以外の趣味はHIPHOPダンスです。2016年からスクールに通っています。
基本的には家で猫と過ごします。
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