上岡敏之・ヴッパータール交響楽団
今日はつくばのノバホールに、オーケストラを聴きに行って参りました!!
上岡敏之 指揮・ピアノ
ヴッパータール交響楽団
の演奏で、プログラムは
R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
モーツァルト:ピアノ協奏曲21番 ハ長調(上岡さん弾き振り)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
でした!
もう〜〜素晴らしかった!!
最初のR・シュトラウスが始まった時から、「このオーケストラよく鳴るなあ〜!」と思ったけど、とにかく迫力があって終止引き込まれました。指揮者の上岡さんがとてもエネルギッシュで情熱的な指揮で、それがオケの音でビンビン伝わってきました!弦楽器の音は豊かで厚みがあるし、管楽器のハーモニーも美しいし、特にオーボエのソロはその度にうっとりするほど美しかったですね!
1曲目の「ドン・ファン」はいきなり華々しくダイナミック、そしてロマンティックでした。いきなり盛り上がったねえ〜〜。
2曲目のモーツァルト、これ弾き振り。ワタシ弾き振りは生では始めて見ました。モーツァルトにしては割と重みのある感じに聴こえました。曲のせいか?いや演奏のせいか?どっちもかな??
指揮者の弾くピアノってことでやっぱりすごくオケに溶け込んでるというか、オケの中の楽器の一つ、って感じがしました。さすがラフマニノフのコンチェルトも弾いちゃう人なだけあって、余裕な感じですね!
前半だけでもたっぷりボリュームがあったのに、後半は運命ですよ!「運命」!!
これがまた素晴らしかった!!冒頭の例の「ジャジャジャジャーン!!」の部分が、大仰じゃなくてすごく潔くて新鮮だったね〜。でもだからと言ってテンポが速いってわけでなく、重厚さもたっぷり!そして大迫力!!緊張感のある情熱的な流れ!!美しいハーモニー!!2楽章なんかすごく美しかったわ〜〜。
フィナーレは怒濤の迫力でした!もう会場も盛り上がって、何度も何度も挨拶される指揮者とオーケストラのメンバーとお客さんが、みんなで感動を共有している感じがすごく良かったです。ブラボーの嵐でしたよ〜。あたしノバであんなにみんながスタンディング・オベーションしてるの初めて見たよ!それだけ盛り上がったってことですね〜。
うちの大人の生徒さん達もけっこう聴きに来てて、終わってから「生とCDは全然違いますね!」って感動のメールが来ました。そうなのよ〜〜これは生じゃなきゃ味わえないのよ〜〜。いや〜これ聴けてよかったよ!これすごくいい演奏会だったー!
芸術の秋ですな〜〜♪
写真は開演前の様子です。
私も生演奏は初めてでした!!
しかもとても素晴らしい演奏で、きっとずっと心に残る運命初体験ができました。
(*^-^*)