ペダルで色気 ♪
中島みゆきの「糸」という曲を弾いているNちゃんという大人のお姉さん。
この曲はオリジナルもとても人気のある曲ですが、ピアノソロで弾くとまた透明感や切なさがあってステキです♪
譜読みもできて曲想もずいぶん表現できてきたところですが、「冒頭の和音のところが自分で弾くとなんだかのっぺりしちゃうんです」とのことでした。
三つの和音でできたフレーズが4つ続きます。
たったの三つの和音ということで、音が少ない分表現が返って難しいとも言えますね。
でも三つだけの和音だけど右手は4度重ねの平行になっていて浮遊感と切なさのあるなんとも美しい進行です。
これも中島みゆきが考えたんだろうか・・・魅力的なイントロだなあ。
ということで、こういうのは私はお得意です♪
この素敵な和声進行を生かす表現をするための、打鍵のスピードや重さの使い方など説明したあとに、
「あとは実はねえ、ペダルの使い方に結構重要なコツがあるんだよね」
「ペダルですか?」
「うん、これね、和音の変わるところでその都度踏み変えるわけなんだけど、弾くのとピッタリ同時にスパっと踏み変えるとスッキリきれいなんだけど、『色気』がないのよ。」
と言って弾いてみると、
「はあーそうですねえ」
「それでね、こうすると・・・・微妙なニュアンスっていうか『色気』が出るんだよね」
と踏み方を変えて弾くと、
「おおお〜〜・・・!」
「ね?違うでしょ?これねえ、どうやってるかというと丁度ピッタリじゃなくて、ほんのちょっと遅らせて踏み変えてるんだ。すごくゆっくりやるとこう・・・一瞬ちょっとにごってから踏み変わって透明感が出るんだ。ちょっとにごるのわかる?」
「はい!わかります」
「これがねえ、微妙な色彩っていうかニュアンスていうか、『色気』になるんだよね。ペダルで『色気』が作れるのよ♪やってみようか」
「う・・・ちょっと難しいですね・・・」
「ちょっと遅らせて踏み変えるのね。上げる時にゆっくり上げるだけでも違うよ?お!!そうそう!!上手!!『色気』出てる出てる♪こうなるとね、『耳』が大事になってくるね。よく聴きながら試してみて」
「ああ、なんか分かって来ました!」
なんて感じでペダルの表現をレッスンしました。
ペダルの踏み変えのタイミング、速度で全然ニュアンスが変わります!!
特にゆったりした部分やきれいな響きの所で試してみて下さい♪
こちら病院の駐車場の銀杏の黄色い絨毯です♪
実は私の父がしばらく前から入院中でして、先月は手術もして日によっては生徒さんにスケジュールでご迷惑おかけしてしまったこともありました・・・。快くご協力して下さったみなさんに感謝しています。
手術も無事成功し気持ちもだいぶ楽になりました。今はリハビリをがんばっていくところでまだ私も病院通いは続きますが、今まで何もしないぐうたら娘でしたので少しは親の役に立てたらいいなと思っています☆
レッスンに行くたびに、自分の知らなかった事を教えて頂けて、レッスンが終わると「忘れないうちにピアノ弾かなきゃー!」ってなります。すぐにピアノにむかいます、笑。
自分の頭の中にあるイメージを、実際に指に伝えるって難しいですね…でも、レッスン行くたびに少しずつ形になっていくので楽しいです♪
先生のピアノを聴くと、私もこんな音を出せるようになりたい!!と練習にも力が入ります!!
理論の勉強も楽しいです。音楽って楽しいですね♫
お父様、無事手術成功して良かったです〜(*^^*)
ピアノがんばってるね!
なんてええ子や(*´ー`*)
ペダルのレッスンおもしろかったね♪
なおみちゃんの演奏がどんどん変わって行くので先生も毎回楽しいです!
理論の方もレベルが上がってきててすごい!
(o^∀^o)
またなんでも聞いて下さい。
手術終わってよかったよー☆
なおみちゃんに前もって話を聞いててよかったよ!
ありがとうー!
(≧ω≦)
踏む場所だけでもやっとなのに、踏み加減が加わると手の気をつける部分が飛んでしまったり(´д`|||)
練習してもだんだん進まなくなってきましたー(。´Д⊂)
あっ。弱気になってる。(笑)
ペダルの微妙な踏み加減は、やっぱり手の方が慣れて余裕が出てからでないとなかなか難しいので、あとからで大丈夫ですよー☆
チャーままさんも譜読みがバッチリ終わってあとは弾き込みの段階なので、短めに区切ってたくさん繰り返して「手に染み込ませる」のがいいと思います♪
大丈夫!ちゃんと進歩してますよー!
(・ω<)-☆