先生恍惚とするの巻
ここのところラヴェルのソナチネのコード分析をしてました。
も・・・・・・・・・・
悶絶する・・・・・
う・・・・美し過ぎる!!
響きが甘く透明で美し過ぎて、コードネームを書いてるだけで恍惚としてくる・・・・・
ラヴェルのマイナーコードの9thのテンションの使い方がもう絶妙。
これ(左上のBm9とか二段目のAm9)とか、
これ(E♭m7 9)とか・・・・(※調は♭5コのD♭)
↑これとかさらに、その前の小節のFm7♭5のテンションの11thとか!!!
B♭7のテンションの9thと♭13thとか!!!!!
いやもう、空いたままの口からよだれが垂れても気付かないくらいのたまらん美しさと甘さと透明感ですわ!!!
おもしろいなー。コード分析すると、なぜそこの響きがこんなにも胸にキュンとくるのか、何がそんなに特別なのか、ラヴェルが一体なにをしてるのか分かっておもしろいし、曲を理解したり覚えたりするのにもとても役に立ちます。
コードだけでなくモード(旋法)とかもね。
モードが分かるとここの部分のレにシャープが付く意味が分かる。
ドリアンいいねえ〜。
あ、この青い数字は暗譜用なので気にしないで下さい。
ガンガン書き込めるように楽譜はコピーして使っています。
コードネーム使うと、和音を覚えるのにすごく便利。
だって「D7」これだけで、レ、♯ファ、ラ、ド、の4つの音が一瞬で分かるわけです。そこの和音のファが、♯が付いているファか、ナチュラルなのかも一発で覚えられる。
シンプルで直感的で機能的。
あれ?なんかiOSのキャッチコピーみたいだな。(笑)
コードのこともいくらでも書きたいこともあるけど、発表会まではブログもあまり長くならないようにさっくりこれくらいにしとこう。(笑)
では最後に今日のいちごさんを♪