いつからでも!!
小学6年生のNちゃんは5年生の春、つまり一年半くらい前にピアノを習い始めました。
最近小学校で合唱の伴奏のオーディションがあり、Nちゃんは応募しなかったのですがオーディションでお友達が弾くのを見に行ったとのことでした。
「選ばれた〇〇ちゃんも上手だったし、選ばれなかったけど〇〇ちゃんも音がよく出ててすごかった!私ももっと早くピアノ始めてればよかったなあ〜」
と言うので、
「いや、全然遅くないよ。Nちゃんこれからどんどん弾けるようになるよ!だって発表会(今年3月)だって、習って1年くらいなのにあんなに上手に弾けたんだもんすごいじゃん!」
「うん☆」
「だってさ、発表会終わってから大人の人たちだけで打ち上げ行ったんだけどね、そこで大人の人たちが『1年であんなに弾けるようになるんですね!』ってびっくりしてたんだよ」
「えっ!ほんと!!」
「ほんと!先生だって思うよ、Nちゃん始めての発表会であんな難しいの2曲も弾けてすごいなあって」
「そうかな☆」
「それにさ、発表会大人の人たちも結構出てたでしょ?大人の人の中には大人からピアノ始めた人も何人もいるんだよ?」
「えっ!!そうなの!?」
「そうだよ、あの背の大きいお兄さん分かる?」
「うん、いた!」
「あのお兄さんも全く初めてで大人になってからピアノ始めたけど、あんなにすごいの弾けちゃうんだよ。ショパンでもベートーヴェンでも、なんでも弾けるよ♪」
「ええーっ!!すごい!!どれくらいやったらあんなに弾けるようになるのかなって思ってた!」
「だからね、大人からでもあんなにみんな上手に弾けるんだから、Nちゃんだってこれからいくらでも弾けるようになるよ」
「そっか!!」
「だってさ、Nちゃんからしたら4年とか5年の違いって大きく感じると思うけど、先生みたいに何十年も生きてたらそんなのちょびっとだよ、ちょびっと。(笑)」
「そっかあ(笑)」
「だからね、Nちゃん全然遅くない、これからがんばったらいくらでも、なんでも弾けるようになるよ♪」
「うん!!がんばる!!ぜったいピアノ続ける!!」
って、すごくキラキラした笑顔で言ってくれました♪
Nちゃんのキラキラ笑顔を見て、先生の心の中も一緒にキラキラした!
私はいつも大人の生徒のみなさんがどんどん弾けるようになるのを目の当たりにしているので、ほんとにいつ始めるかなんて関係無いなあと思っています。
ピアノはいつからでも、そしていつまででも楽しめます♪
私もまだまだこれから弾きたいものがたくさんです☆
うちの近くの柿の木。
秋ですねえ。
そしてこちらは「いちごちゃんとわたし」シリーズ。
すみません、気に入ってるんで貼らせて下さい。(笑)
今回のタイトルは「いちごちゃんつよい」です。
(あ、音出ます)