音階を弾いて調の感覚を身に付ける
音楽を理解するために「調」について理解することは大事だと思います。
でも子供に「調」をちゃんと理解させるのって結構難しいことじゃないかなと思います。
「ニ長調は♯がファとドに付く」とか「♭が3コの長調は変イ長調」とかそれだけ知識として教えてもなかなかピンと来ないですよね。大人でも。
なので、私は子供にはとりあえず音階を弾かせちゃいます。
それも楽譜を使わないで。
ハノンなどの教材には長調と短調の音階が全部載っているけど私はハノンはある程度手が大きくなってからしか使わないので、その前の段階では指と耳だけで音階に慣れていくようにします。
それは毎回のレッスンでほんのちょっとの時間だけでやります。
私は子供のレッスンでは毎回ソルフェージュをやるので最初にハ長調の音階を歌うんですね。まあ「ドレミファソラシド」を上って下ります。最初は歌うだけ。
少し弾くのに慣れたら自分で音階を弾きながら歌わせます。
最初は右手だけ。何週かやって慣れたら左手も。それも何週かやって慣れたら両手。
そして1オクターブの両手の上り下りが慣れたら、今度は2オクターブを片手づつ弾きます。それが慣れたら両手の2オクターブ。ほんとに準備運動的にちょっとだけです。でも毎週やっていると慣れて手が覚えるんですね。
ハ長調の2オクターブが慣れたら次にト長調の1オクターブを練習します。♯が1コ付きますね。
ト長調もハ長調と同じように、片手ずつ、両手、慣れたら2オクターブと進めて行きます。
2オクターブの上り下りができたら何オクターブでも同じですものね。
ト長調ができたら♯2コのニ長調。そして♯3コのイ長調、4コのホ長調・・・・
というように増やして行きます。♯系の長調は指使いが難しくないので楽譜無しで全部弾けるようになります。
こうしていくうちに難しい説明をしなくても、「調」の感覚、「音階」の感覚、調号の付き方などなど実感として分かってきます。
書くのはこれだけ音符なし。音と指使いは覚えちゃう。
♭系で指使いが難しいのや短調になると楽譜があった方がやりやすいですが、それも最初に♯系を覚えてから入るとすごくやりやすいです。
音階が弾けているとそのあと少し大きくなって理論的に説明した時に「ああそういうことか」とスッと腑に落ちるのではないかと思うのです。
理論大好きな先生はその時が来るのをウズウズしながら待っているのですよ。(笑)
なので小さい子にはまずは難しい説明は無しで、音階に体と感覚で慣れるように指導しています。
どんより、ジメジメ天気が続きますねー(>_<)
先生のレッスン、分かりやすそう!
私、♯とか♭が沢山ついてくると頭がー!!こんがらがりー!!
しばらく♯の楽譜やるとこんど♭のだとまた頭がぁー!!
プラス指づかいもみるとさらに頭がぁー!!(。>д<)
大人でも手が小さい?開かないと?オクターブでバーンて弾くところが出てくるとやっぱり向かない曲ってことですかね(>_<)
ほんと8月後半からジメジメして変な残暑ですねえ。
オクターブの多く出てくる曲はやっぱり女子にはなかなかキツイですよね。
(^_^;)
あまりムリすると手を痛めたりするし…
でも弾いているうちに少しずつ開くようになったり、つかめるようになったりすることはあります♪
私は高校生の頃毎日お風呂で指の間を広げるようなストレッチをしてました。
効果がどれくらいあったかはよく分からないですが…
(^ω^;)
たしかに無理は良くない、手の大きさはかわらないけど、でも開くようにはなるのかもですねぇ!!
普通の生活ではなかなか手を思い切り開くこともないし、ピアノを弾いていてだんだん開くようになるってこともあるんでしょうね!
昔って、乙女の祈りとか絶対弾けない曲だーって思ってたのは覚えているのですが、
最近、トルコ行進曲を弾きたいなーとちょっとやりはじめたんですが
ラシドー!ラシドシラソー♪のところがオクターブですよね(-.-)
オクターブ、キレイに弾けるってスゴいんだなーって改めて思いました!!
.。゚+.(・∀・)゚+.゚
モーツァルトのトルコマーチなオクターブの所もちょっと大変ですが、そのあとのオクターブをバラした形の所も速く弾くのは大変なんですよね。
(;´∀`)
ばらしたところのほうが届くから?と思いきや
それもそれで難しいぃーー!