天使の歌になる
私の教室には特別支援学校に通う、少し障がいを持ったN君という高校生のお兄ちゃんがいます。
彼はもう10年以上レッスンに通ってきてくれていますが、レッスンに来るといつも学校での事や家族で出掛けた時の事や自分の趣味のことなどいろいろお話してくれて、満足したところでピアノを弾き始めます。
素直だし茶目っ気もあり、そしてとても優しい男の子です。
レッスンではいつも楽しくピアノを弾いていて、発表会でも毎回素敵な演奏をしてみんなに好評です。
音楽好きなご両親の元で育ったせいか、音楽を感じる柔らかい感性を持っているなあと思います。
N君のレッスンの時間の途中でいつも5時を知らせる「ゆうやけこやけ」の音楽が外から聴こえてきます。するとN君は必ずピアノを弾く手を止めて、または私と話していた時には「シッ」と口に指を当てて話を止め、音楽が終わるまで目を閉じて静かに聴き入ります。時には聴きながら手で指揮を振っている時もあります。音楽が終わるとまたピアノを弾き始め、または話の続きに戻ります。
昨日のN君のレッスンではペダルの響きのきれいなアルペジオの曲を練習しました。しばらく練習してだいたい弾けるようになったところで、
「こっちで弾いてみるね」
と言って1オクターブ低くして弾き始めました。弾き終わって私が、
「うわあ〜低い音がすごく響いてたね!」
と言うと、
「うん、今のは男の人。今度はね、天使の歌になるよ!」
と言って、今度は元の高さより1オクターブ高い位置で弾き始めました。時折目を閉じて気持ち良さそうに弾いています。
弾き終わると、
「先生、今のはどうだった?」
「おお〜ほんとに天使が歌ってるみたいだったね!音がキラキラしてたよ!」
これがほんとうにきれいな音で弾くんです。ちゃんと自分の音を聴いて鳴らせてるんですねえ。
すると、
「今度は天使の赤ちゃんだよ」
と言って、もう1オクターブ高くして弾きました。きれいな音で、響きを味わうように弾いていました。
「わあ〜きれい!天使の赤ちゃんだったね♪」
と、いろんなバリエーションを聴かせてくれました。
N君は自由に音楽を楽しんでるんだなあと思ったレッスンでした。私も楽しかったです☆
そんなレッスンもいいですね♪
彼はもう10年以上レッスンに通ってきてくれていますが、レッスンに来るといつも学校での事や家族で出掛けた時の事や自分の趣味のことなどいろいろお話してくれて、満足したところでピアノを弾き始めます。
素直だし茶目っ気もあり、そしてとても優しい男の子です。
レッスンではいつも楽しくピアノを弾いていて、発表会でも毎回素敵な演奏をしてみんなに好評です。
音楽好きなご両親の元で育ったせいか、音楽を感じる柔らかい感性を持っているなあと思います。
N君のレッスンの時間の途中でいつも5時を知らせる「ゆうやけこやけ」の音楽が外から聴こえてきます。するとN君は必ずピアノを弾く手を止めて、または私と話していた時には「シッ」と口に指を当てて話を止め、音楽が終わるまで目を閉じて静かに聴き入ります。時には聴きながら手で指揮を振っている時もあります。音楽が終わるとまたピアノを弾き始め、または話の続きに戻ります。
昨日のN君のレッスンではペダルの響きのきれいなアルペジオの曲を練習しました。しばらく練習してだいたい弾けるようになったところで、
「こっちで弾いてみるね」
と言って1オクターブ低くして弾き始めました。弾き終わって私が、
「うわあ〜低い音がすごく響いてたね!」
と言うと、
「うん、今のは男の人。今度はね、天使の歌になるよ!」
と言って、今度は元の高さより1オクターブ高い位置で弾き始めました。時折目を閉じて気持ち良さそうに弾いています。
弾き終わると、
「先生、今のはどうだった?」
「おお〜ほんとに天使が歌ってるみたいだったね!音がキラキラしてたよ!」
これがほんとうにきれいな音で弾くんです。ちゃんと自分の音を聴いて鳴らせてるんですねえ。
すると、
「今度は天使の赤ちゃんだよ」
と言って、もう1オクターブ高くして弾きました。きれいな音で、響きを味わうように弾いていました。
「わあ〜きれい!天使の赤ちゃんだったね♪」
と、いろんなバリエーションを聴かせてくれました。
N君は自由に音楽を楽しんでるんだなあと思ったレッスンでした。私も楽しかったです☆
そんなレッスンもいいですね♪
でも天気がイマイチで(TT)
素敵なレッスンでしたねー♪たしかに同じ曲でも、1オクターブ違うと印象がガラッと変わりますよね♪
前回のブログにコメントしたつもりがされてなかった(^^;
ピアノって調律すると
元気が出たような、イキイキしたような気がしますよね!!
調律師さんが来ると息子も興味津々でこっそり離れた所から見たりしています(^^)
いよいよ新学期ですね!
うちも新一年生なのでドキドキです!
桜がずいぶん咲いて・・・るようですね☆
外に出ていないのでまだ全く見てないのですー。
(;^_^A
見たいな〜♪
調律をきちんとやってもらうと音も変わるし、弾き心地も変わりますね。
実際は音を合わせる作業と同じくらいその他のアクション部分の調整の作業が重要なんですよね。
息子さんは新一年生なんですね!(*゚▽゚)
楽しみですねえ♪
音楽は大好きだけれど、
発達障害のある長男には、
他のピアノ教室だったら、例えば某大手ピアノ教室とか、
Nも、楽しくピアノのレッスンを絶対出来なかっただろうし、
こんなに長く、続かなかったと思います。
来年の4月には、社会人となる予定ですが、
社会人となっても、
ぴこ先生のレッスン、
本人曰く、
『やめたくない!』
だそうですから。
ずっとずっと、
ぴこ先生のレッスンで、
音楽楽しむ日々を続けていって欲しいと思ってます(^-^)
そして、
いつかNの『主よ人の望みの喜びよ』を聴きたいです(^-^)
ありがとうございます! (´;ω;`)
私こそカタリナ家のみなさんとレッスンできて幸せです。
みなさんとえも純粋に、自然に音楽を楽しんでらっしゃって、私もいつもハッピーにレッスンさせていただいています♪
そして私のレッスンでみなさんがピアノを楽しんで下さって、そしてそれぞれ成長されて、音楽の世界が広がってくれているのを感じてとてもうれしい気持ちです。
発表会はみなさん素敵な演奏でした!
(^_^)
Nくんもずいぶんと大人になってきましたが、これからも自由に楽しんでピアノを弾いていってくれたらと思います♪
久しぶりに、間近で弾くのを聴きましたが、
いつの間に、しっかりした手で弾いてるなぁ!って思いました。
10年、ぴこせんせいのレッスンしてきた成果が出てると、改めて思いました。
ペダリングも上手でした(^_^)
母も頑張らねばと、焦りました(^_^;)
Nちゃん成長してますよね♪(^_^)
そうなんです、音も良くなってるんです。
でもあれは私の指導と言うより、教室のピアノのおかげではないかと感じています。
あのブリュは、いい音を鳴らせた時の音とそうでない時の音の差がはっきりしているのと、いい音で鳴らせた時の「快感」がすごくあるので、あれで弾いてるとみんな自然と「いい音」を鳴らせるようになってくる気がしています。
なので、どちらかと言うと重くて弾きやすくはないピアノですが、うちの生徒は小さい子までよく音が鳴らせます☆
(^_^)
Nちゃんもよく自分の音を聴いて鳴らせてるんだと思います。
ペダルは最近身に付けてレベルアップできましたね!
(oゝω・o)