終わりのない歌 奥野敦士さん
以前にもこのブログでご紹介したことのある、頸椎損傷により半身不随になってしまったロックシンガー、奥野敦士さんの特集を、数日前のスーパーニュースで放送していました!
奥野さんは私が若い頃好きだったROGUEというバンドのボーカルでした。
とにかく歌心、歌力のあるシンガーで、人の心を強く動かす歌を歌う人でした。
あんなシンガーは、今の日本の音楽界にあまりいないと思う。(クラシック以外のジャンルで)
数年前に事故で胸から下と手首から先が麻痺して動かなくなってしまいました。
体が動かないだけでなく、自律神経の機能もやられていて体温調節などもうまくできません。
絶望の底に落とされた奥野さんは、でもそこから這い上がり、リハビリや練習を重ねて、今年の秋にグリーンドーム前橋という大きなホールで、再結成したバンドでライブを行うことができました。
そのドキュメンタリー番組を放送していたのですが、YouTubeにも上がっていたので貼ります。
→その1
→その2
→その3
奥野さんは事故後しばらくしてからTwitterで毎日言葉を綴っていました。
その中の言葉です。
「あなたがいつも使ってる家のドア、それがどこでもドアだって知らなかったでしょ」
動けなくなってしまった奥野さんが、気付かせてくれる大切なこと。
奥野さんは今、前向きに、新しい夢を追いかけて輝いています。
奥野さんの「歌いたい」という強い気持ち。その歌で伝わるもの。
奥野さんの存在が、歌声が、人に力を与えてくれます。
障害を持っている方で力付けられる方もいるでしょう。
非力ながら奥野さんをこれからも応援したいです。
→奥野さんのブログです。