ツィマーマン
ぐおおおおお〜〜〜っ!!!
おとといのNHKでやっていた、クリスチャン・ツィマーマンのピアノリサイタル録画したのを見た!!!
ううううう〜〜まい!!
すんんん〜〜〜ごいうまい!!!
いやもううまいとかそういうレベルじゃないんだけどさ、でもうまい!!うますぎる!!!
ツィマーマンもさ、もう世界が違うよね、世界が。極上。極上の世界。
ツィマーマンってものすごく繊細。繊細でやわらかくて、ふくよかで豊か。
あの繊細さって、去年だっけ、ノバで聴いたピエール・ロラン・エマールでも感じたけど、エマールのはもっとクリスタルみたいなひんやりとした透明感があったけど、ツィマーマンはそれがもっと暖かみがあってやわらかい感じがするなー。どちらも極上。
その繊細でふくよかで豊かな感じって、「音質」自体もそうなんだけど、「音楽」そのものがふくよか。どこまでも繊細でふくよかに歌われていて、ピアノがな何かやわらかいものでできてるみたいに感じたりする。
モーツァルトのソナタも、人によってはもちょっとそっけない感じになるけど、ツィマーマンのはこれがまあ〜〜どこまでもふくよかで美しい。スイートでさえある。
ベートーヴェンの「悲愴」も、激しい曲だから表現もすっごく激しくて劇的なんだけど、でも美しい。どんなに激しくても破綻しないの。そして2楽章ももちろんだけど、3楽章もこんなに甘美だったのか?と思うくらい美しかった。
アンコールのラヴェルの「優雅で感傷的なワルツ」も、おいおいアンコールっていうかこれメインじゃないの!?ってくらい素晴らしかったー!TVでこれだけ素晴らしいんだから、会場で生で聴いたらこれ、ほんと魔法みたいだろうなあ〜〜!いいなあ〜〜こういうのは生で聴きに行きたいよなあ〜〜。
ツィマーマンはずいぶん前(多分10年とか・・・)に東京で聴いたことがあるけど、やっぱり素晴らしかったなあ〜。たしかバッハのパルティータのツィマーマン本人が編曲したのとかあって、すごく感動した。
その後もアンコールで、なんとガーシュインを弾いてました!意外ー!でもうまい人はやはりなんでも上手い。かちょいー!
あ〜〜よかった・・・。ツィマーマンのラヴェル、よかったなあ・・・CD出てるのかなあ・・・?ほ、ほしい。
写真はぴこ先生のソプラノリコーダーです!
こないだ小学生の男の子にリコーダー教えたのです。ごそごそ家を探したらピンクのリコーダーが出てきました☆前に「かわいー♪」と思って買ったんでした。こんなところで役に立ってよかった☆まあおもちゃですけどね。でもけっこうちゃんと鳴るよ。