picopiano （ぴこピアノ）ピアノ教室ブログ｜茨城県土浦市

やっと春らしい陽気になってきましたね〜〜♪
楽しいGWをお過ごしでしょうか？

先日、大人チームのあるおにいさんがなんとグランドピアノを購入されました！！！
わお〜〜〜！！
中古のものですけど、ご本人がいろいろ調べて探して、実際弾いてみて気に入って決めたそうです。中古と言ってもピアノは物によっては今の新品の物よりも材質が良くて音も良いものもけっこうあるのでちゃんと手入れしたものであればとても良いですよ♪

そしてその後レッスンに来たら・・・・・・・・

もう音が違う！！

そのおにいさんの弾く音がもう違ってました。
なんて言うか、一番に感じたのは、「鳴らせる」ようになってる！ってことです。

ピアノって発音のしくみはハンマーが弦を叩いてならす打楽器なので、楽器を良く「鳴らす」のには、力を入れればいいってものでもなくて、なんていうか、自然で無駄と無理のない打鍵が必要なんです。それは自然で無理のないフォームとタッチで弾くことが大事ですが、それを身につけるには一番大事なのは耳かもしれません。

「こう弾いたらこういう音が鳴る」っていうのは、自分が鳴らした音を聴きながら、美しく、よく響く音を鳴らす弾き方の感覚を覚えて身に付けていくものなんですよね。なので「聴く耳」というのが一番大事になってきます。

そのおにいさんは、以前はレッスンで私が「音が固いのでもっと楽に、自然に指を下ろしてやわらかい音にしましょう」と言うと、「家のピアノは音が良く鳴らなくて、つい力を入れてしまうんですよね。」と言っていました。だから家の楽器が変わって、音を聴きながら弾いていくことで、自然と音が変わってきたんでしょうね〜。音を「出す」んじゃなくて、楽器を「鳴らす」弾き方になってきました。
素晴らしい！！

でも、家でグランドピアノを置けるっていう人は少ないので、そうじゃない場合でもレッスンで教室のグランドピアノを弾くことで、「きれいな音を鳴らす」感覚をみんなに身に付けてもらえればと思います♪
だっていい音が鳴らせたら、弾くのももっと楽しくなるもん♪


春は眠いです・・・・・気持ちよさそうに眠るいちごです。